きまぐれ事典

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黄金比

Posted on | 2008年 3月 11日 | Permalink

【黄金】
(1)金(きん)。こがね。
(2)金のように輝くもの。また、貴重で価値のあることのたとえ。
(3)金銭。貨幣。
(4)大判金の俗称
——————————————————————

「黄金比」:約0.618の値をとる、高さや幅など、形態の要素間の比率。

黄金比。デザイン法則の中のデザイン法則。まさに黄金に輝く法則ですね。「黄金中庸」「黄金数」「黄金分割」「黄金比例」「神の比例」「セクシオ・アウレア(黄金分割)」などなど多くの呼び名を持つところも、王道デザインたる部分かもしれません。先日フィボナッチの数列をご紹介したので、黄金比についても触れておくことにします。このふたつは密接に関係するものだということです。

黄金比とは、2本の線分間で、短い方の線分(bc)と長い方の線分(ab)の比が、長い方の線分(ab)と2本の線分の合計(ac)の比と同じになる場合の比率のこと。すなわちbc/ab=ab/ac=0.618となります。

デザイン法則の王道的存在とも言えるこの黄金比、じつは古くからの芸術や建築などの他にも自然界でも多く見られる比率なのです。よく言われるのがオウムガイの渦巻きとか松かさとか、それに人体の中にも黄金比があると言われています(レオナルド・ダ・ヴィンチのウィトルウィウスの人体)。

人工物としても、絵画作品に応用されていたり、有名なパルテノン神殿やギザのピラミッド、ストーンヘンジやシャルトル大聖堂などにも黄金比が示されています。さらにはヴァイオリンとか、最近で言えばiPodのデザインも黄金比らしいです。

これだけ至る所に黄金比が使われているなんて、黄金比はまさにデザイン法則の王様ですね。困った時には利用してみる価値は十分過ぎるくらいあります。

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