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映画『はやぶさ/HAYABUSA』観たよ

Posted on | 2011年 11月 21日 | Permalink

映画『はやぶさ/HAYABUSA』

もう先月末のことだけど、映画『はやぶさ/HAYABUSA』を観に行っていたのでした。ブログに書くの遅くなった…。はやぶさときたらやっぱり見逃すことはできないでしょう。

この映画は小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトをテーマとする映画です。このブログでは過去散々はやぶさについて語ってたりしますし、はやぶさの詳細については割愛しますが、ひとことで言うと、様々な困難を乗り越えイトカワという小惑星に到着して岩石のサンプルを地球に持ち帰ったすごい探査機なのですよはやぶさは。

はやぶさすごいすごいとさんざん擬人化されたふうに語られていましたが、何がすごいって、はやぶさを作って飛ばして帰還まで支え続けたエンジニアやスタッフの情熱だったりするわけです。そのあたりがちょこっと味付けされつつこの作品で表現されております。映画ですから多少大げさに演技されたり脚色されたりしているんでしょうが、それを差し引いてもまあ地味で淡々としたストーリー進行です。実録タッチ。ですが、それこそこのはやぶさの物語の性質をよく表してる気さえします。忍耐の物語なんですよ。

実在するスタッフをモデルに役者さんたちが演技してるんですが、わりと仕草とか忠実に再現するよう努力されてたりするそうです。また、竹内結子扮する主人公はおそらく新しく作られた人物なんだけど、彼女の物語を中心にして話が進みます。諦めることのなかったはやぶさのストーリーに重ねるような感じ。

主人公もそうなんですが、スタッフ一丸となって一つのことに打ち込んでいる姿には胸を打たれます。じーんときます。あと、科学者は大抵ロマンチストだなあと。うんうん、いいですねえ。

物語中、主人公が挫けそうになるんですが、小惑星イトカワの名前の由来でもある糸川英夫博士の言葉「失敗は成果である」という言葉に奮起します。いい言葉ですよね。失敗することは単に損失することではなくて、ひとつの成果だと。とても前向きないい言葉。響きました。

あと、個人的におおっ!出たっ!っと思わずニヤけたのが「こんなこともあろうかと」っていう台詞。はやぶさの推進力であるイオンエンジンが故障した時に、違うエンジンの異なるパーツ同士をつないでひとつのエンジンとして使えるようにするという回路をしのばせておいたエンジニアの一言。まさに「こんなこともあろうかと」。エンジニアの機転にあっぱれですよほんと。あの一個の部品を入れてなかったらはやぶさは帰って来れなかったかも。

それと、余談かもしれないけど、ちょこちょこ表舞台にも出てきてたプロジェクトマネージャーの川口さん。演じていたのは佐野史郎さん(役名は川渕さん)なのですが、これが結構似てると思った。仕草までも似せる努力をしたっていうのは伊達じゃないかなと。

最後、はやぶさは地球に帰還し、オーストラリアのウーメラ砂漠上空でキラキラと燃え尽きていくんですが、何度も見てるはずなのにやっぱり目頭が熱くなる…。仕方ないですね。この映画でスタッフたちの根気と努力と情熱をまざまざと見せられているので、そりゃあ思い入れも強くなってしまいますね。そして、はやぶさはサンプル入りのカプセルをちゃんと地球に送り届けるのです。感動ですよ。

現在、「はやぶさ2」のプロジェクトも進みつつあるようですのでそちらも期待したいですね。

主題歌も良かったです。動画ありました(たいせつな光 – fumika)。
B005E35M1U
たいせつな光

映画『はやぶさ/HAYABUSA』公式サイト

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