きまぐれ事典

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RAWという選択

Posted on | 2007年 7月 28日 | Permalink


Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/lightgraph/www/blog/wp-content/plugins/post-plugin-library/common_functions.php on line 174

【raw】
生の; 未加工[未処理]の; (布のへりが)縁かがりをしていない; (芸術的に)粗野な; 未熟な; (天候が)じめじめして冷たい; すりむけた, ひりひり痛む; 〔米〕 下品な; 〔話〕 不当な.
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5D購入前後に学んだのですが、デジカメ撮影の世界にはRAW画像というものが存在します。一般的なコンデジではせいぜいラージ・ファインがキャパ最大限の画質選択肢ですが、マイ5Dをはじめ、普通のデジイチにはRAWデータでの撮影モードがあります。

このRAWというやつ、読んで字のごとく「生」のデータのことであります。どういうことかというと、JPGなどのように圧縮された画像データではないということです。つまり、撮影時の画像情報が最大限に詰まっているということです。しかも、フィルムカメラで言えば未現像の状態なので、パソコンで自分の好きなように現像処理できるということ。しかも何度でも現像できる!

JPGで撮影してしまうと、撮影時のカメラの設定を反映したまま、その場でJPGファイルに圧縮して保存してしまうため、データ容量としてはかさを減らせますが、Photoshopなんかでレタッチなどしない限りホワイトバランスやピクチャースタイルで決まるような要素を後から変更できなくなります。RAWデータではこれができちゃうんですね。ちょっと容量デカいんですがめちゃくちゃ便利です。撮影時にカメラ設定を失敗しても現像時にカバーすることも出来るのです。例えば露出の加減で真っ黒につぶれたシャドウ部分、現像時にいじってみたら色のデータがしっかり残ってた時には感動しました。

RAWの現像、ちょっとハマります。撮影時の楽しさ、現像時の楽しさ。一粒で二度おいしいってことですね。

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田舎の海辺の診療所。
ノスタルジックに現像してみました。

塩津診療所

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taca

taca。1978年生まれのB型。ウェブ制作のお仕事をしています。MacユーザーでiPhoneユーザー。写真を撮るのが好き。BBQをこよなく愛しますが、やむを得ない場合はホットプレートでの焼肉でも可。[profile...]

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