きまぐれ事典

ウェブデザイナーがあれこれきまぐれにつづる日々のくらしの百科事典。

これから歩き出すウェブサイト

Posted on | 2008年 4月 24日 | Permalink

【MovableType】
Movable Type(ムーバブル・タイプ、MT、エムティー)は、シックス・アパート社が開発・提供するブログソフトウェア。プラグインによってあらゆる機能を拡張することが可能であり、ブログソフトウェアとしては定番的存在である。ソフトウェアは主にPerlとPHPで書かれており、動作に必要なのはPerlのみとなっている。データストアにはリレーショナルデータベースを採用しており、MySQL、PostgreSQL、SQLiteなどに対応する。

近々カットオーバーする案件があるのですが、この案件のサイト、お恥ずかしながら、じつは仕事でMTを導入した初のウェブサイトなんです。バリバリのMT使いの方にとっては今更なんだよと思われるかもしれませんが、私にとっては初なんです。

最近になり、やはり必要にかられてというか、ニーズを考えると何かしらCMSをやらざるをえないだろという結論に達し、勉強と実験のつもりでプライベートでMT使ってサイトを構築したことはあったんですが(azito)、実践で入れるのはなんと初。つまり、今まではクライアントにとって更新しづらかったであろう、ほんと単なるサイトを作り続けていたわけです。すみませぬ。

結局、単なる静的なサイトを提供した場合、こちらで更新作業をまるまる引き受けるか(こういうビジネスのスタイルもありかも知れませんが)、もしくはお客様で更新したいという場合には、ビルダーやメモ帳で編集して、FTPでサーバーへ送ってもらうやり方を講習したりして対応していたのですが、この方法だと、クライアントにより専門的な知識を強いることになるし、そのせいでだいたいの詳しくないクライアントはそのうち更新作業をしなくなるんですよね。後でのぞいてみると、うわー、あれから何にも更新してないじゃん!っていうことも少なからず。

MTは構築に多少の知識は必要ですが、大変便利で有益なものです。所詮ブログツールなのですが、されどブログツール。必要ならブログらしからぬデザインで対応することができるし、プラグインもたくさんあるので、カスタマイズ次第でかなりのことが実現できます。それに何と言ってもブログの要領でとても簡単に次々コンテンツを追加したり、編集したり、削除したりできるのですから、多少PCが使える程度のクライアントでもさくさくっとコンテンツを増やしていただけます。ウェブに関わっていながらこれまでMTはじめCMS導入に消極的だったのは罪ですね。猛反省です。ただ、これからはガンガンMTサイトを提案するつもりです。

ほんと今更ながらですが、今度の案件ではきっちりMT組み込んでますので、着実に生きたホームページとしてウェブ人生を歩いていってくれるでしょう。時々のぞいて見る楽しみがありますよね。ちなみに今取りかかっている他の案件のいくつかもMTを使って構築する予定です。

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コメント

3 コメント - “これから歩き出すウェブサイト”

  1. O'SHO
    2008年 4月 24日 @ 19:55

    あまりよく知りませんが、
    技術が次々と出てくる、Webの世界って大変ですね。
    しかし、運用にあたってエンドユーザも知識が必要になるとは・・・。
    大変な時代がやってきますね。。

  2. TACA
    2008年 4月 24日 @ 20:23

    >O’SHOさん
    そうなんです。
    ウェブの世界ってホントにどんどん新しいものが出てくるので、ついていくのに一苦労です。ウェブで使われるプログラミングなどもたくさんありますし、
    そもそもすべての技術に精通するのはおそらく無理なのかもしれません。
    最近は制作側だけじゃなく、ユーザ側でも一定の知識が必要になったりしますが、全体的にPCが使える人の数とか、知識のレベルは上昇してきてる気がしますね。これも情報化社会というやつなんでしょうかね。

  3. scriptEYE
    2008年 5月 18日 @ 09:45

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