子連れ初キャンプ
Posted on | 2017年 9月 26日 | Permalink
1年とちょっと間があいてしまっていたこのブログ。本当に忘れた頃に人知れず更新をしたいと思う。
今、子が1歳11ヶ月。間もなく2歳を迎える今日この頃、ずっと行きたいと思っていた子連れキャンプを決行した。子連れでいきなり泊りがけはさすがに厳しいかなと思い、まず最初はお試し的にデイキャンプ。それでも心配ではあったのだけれど。
お試しなので、近場も近場、出雲市街を見下ろす北山の中腹、天王山キャンプ場。ここは無料で利用できるのだけれど、高浜コミュニティセンターに事前に申請する必要がある。こじんまりしているけれど、眺めもいいし、きれいで使いやすい設備がほどほどに整っている、穴場的なキャンプ場である。
思えば、昔は友達となんでもない海岸のいっかくなんかでよくキャンプをしたりした。幼少の頃には家族でもよくキャンプに出掛けた。たいていキャンプ場なんて使わなかった。キャンプ場自体、今ほどなかったような気がするし、そこらへんでキャンプしてもあまり咎められないような時代だったんじゃないかなあ。あの頃の楽しかった記憶。今度は妻や子供も連れて楽しめたらいいなとずっと考えていた。
そんな子連れキャンプなんだけど、結論から言うと、一応は成功。なんとか楽しくキャンプらしく楽しめた。頑張ればなんとかなるものだ。そう、頑張れば。自分、かなり頑張った。。
というのも、子が幼すぎるために目が離せない状態なのである。大人1人がつきっきりで見ていなければならない。必然的に妻が子守、自分がその他すべての作業を担当。テント、タープの設営、BBQ準備、食事後の片付けから、最後の撤収作業。覚悟はしていたのだけれど、正直、だいぶ疲れた。。
しかしまあ、個人的には久しぶりのキャンプ。しかも、息子はもちろん、妻も生まれて初めてのキャンプだったという。泊まりはないけれど、自然の中で食事したり、遊んだり、テントに入って寝転んでみたり、それはそれは楽しい時間を親子で過ごすことができた。
この日のために少しずついろいろとキャンプ道具も買い揃えてきていた。先日購入したばかりのテントはとくに思い入れがあるというか、一目惚れで購入を決めてしまった代物だ。ノルウェーのbergansというブランドの製品でWiglo LT4というテント。赤と緑で迷ったが、最後は赤に決めた。森の緑や、夜の闇に映えるのではないかと思って。テント周囲を囲む3本のポール、真ん中に1本のメインポールで、ちょうど玉ねぎみたいなとんがり頭のかわいらしい形になる。タープとの組み合わせもあり、思い描いていたカッコいいサイトが出来上がった。ただし、今のところ、テントのみ豪華一点主義的存在で、その他の道具はまだしょぼい。あしからず。
今回のキャンプはなかなかに体力を消耗する体験だったけど、あまりにも気分が盛り上がりすぎて、撤収前のコーヒータイムに来月のキャンプ計画を立案、思わずキャンプ場の予約電話まで済ませてしまった。次はいよいよ1泊キャンプだ。今回のデイキャンプ以上に、ワクワク、ソワソワしてしまう。
夏の星空
Posted on | 2016年 8月 13日 | Permalink
夏の夜空といえば天の川。天の川を撮りたくて三瓶山に行ってきた。
三瓶周辺は光害の影響をあまり受けることなく星の撮影にはもってこいのスポット。以前からちょいちょい星を撮りに通っている。
撮影に訪れた日はあまり雲の影響もなく星の見え方もクリア。期待を裏切らない満天の星空が広がっていた。
いて座あたりが銀河の中心。2万5千年前の光を見てると思うとなんだか気が遠くなるような。途方もない宇宙の浪漫。
三瓶山越しに北天を撮影してみると、カシオペアあたりまで続く天の川を中心に、こちらはこちらで宝石箱をひっくり返したようなきらびやかさがある。アンドロメダ銀河も写っている。なんだか秋の気配を感じる。
三瓶周辺で星の軌跡を撮影すると、星の数が多いものだからこんな感じになる。軌跡の密度が高い。
そうそう、11日に日付が変わる頃に撮影してたんだけど、ペルセウス座流星群と思しき流星がいくつも飛び交った。
中でも、りゅう座を西へ向けて横切る火球を見れたのが大きな収穫だった。緑色に燃える火球で、打ち上げ花火かと思うほどメラメラとゆっくり流れていった。人生で見た火球はこれで4個目くらいだろうか。とても貴重な体験だ。
今年のペルセウス座流星群は当たり年との情報があるけれど、早くも極大日の前に恩恵を受けたのかもしれない。ありがたや。
今度は寝袋でも持って行ってゆったり寝転がって見たいな。
なおえ夏まつり
Posted on | 2016年 7月 20日 | Permalink
夏祭りに出掛けてきた。例に漏れず、子にとっては初の夏祭り。1歳になるまではもうなんでもはじめて尽くしですな。
ヨメさんが子供の頃に住んでいた地域のお祭。斐川町直江で夏になると行なわれる金毘羅さんのお祭りだそうだ。
お神輿に獅子舞や番内とか、お祭りらしい要素がたくさん詰め込まれたいかにもお祭りらしいお祭り。唯一、花火が上がらないのがちょっと残念ではあるけれど、どこからやってきたのかと思うくらいたくさんの人出でとてもにぎやかな夏祭りだった。
2016夏の旅・隠岐へ(2日目)
Posted on | 2016年 7月 12日 | Permalink
隠岐2日目。子が4時半くらいに起きて壮絶に眠い。仕方あるまい。
7時半頃からホテルを出て近くの喫茶店でモーニングを食べ、ついでにフェリーターミナルをのぞいてお土産の下調べ。
ホテルから西郷の街並みを見下ろす。
9時半頃ホテルをチェックアウトし、義姉家族との待ち合わせ場所へ向かう。待ち合わせはウェルネス。隠岐にもウェルネスあるんだなと、ちょっと感動。ウェルネスあれば何かと便利で心強いだろうね。コンビニはないらしいけど。
待ち合わせのウェルネスで飲み物などを購入。隠岐は西郷から離れるとお店も少なく、自販機すらあまり見かけない。最初に準備しておくのが正解らしい。
準備を整えて最初に向かったのはウェルネスのすぐそばにある玉若酢神社。
手水で手を洗い境内へ。龍の口から水が出てきてカッコいい。
玉若酢神社にも大きな杉の木がある。八百杉という名前がついているらしい。昨夜食事したお店はこの木の名前が由来なのか。
これまた、相当に巨大。
神社に参拝して、次なる目的地へ出発。隠岐の西岸を北上して那久岬というところ。
昔の灯台が今も残されている。
昨日に引き続き、今日も海の青、最高かよ。
岬の白い灯台が絵になる。灯台のそばには放牧されている牛がいるのも見えた。海の向うには島前の島影。
隠岐、最高だな。
そんな隠岐とのお別れの時間が近づいている。なんてったって、今回はたったの1泊2日なのだから。景色最高の那久岬をあとにし、隠岐での最後の食事。
事前に聞いていた話だと、パエリアが食べれるのだとか。まさかの隠岐でパエリア。隠岐でそんな小洒落たものを食べれるなんて夢にも思っていなかった。どんな小洒落たお店なのだろうと期待せずにはいられない。
お店は西郷の街からは少し離れたところにあった。店構えは割烹かお寿司屋さんかというような和風なつくり。座敷席も完全に和風。お店の主人も板前さんっぽい感じの方だった。ただ、メニューは和風なものより断然洋風のものが多く、しかも品数もかなり豊富。ハニートーストとかそんなんまである。なんかすごい。樹という名のお店。
パエリアが出てきた。これがまた美味しいのなんの。おこげの加減とかもちょうどいい。具材も豊富でいろんな味を楽しめる。
その他のメニューも単品でいくつか注文して分けあって食べたけど、どれもこれも美味しいの。このお店、店主は只者ではないな。
食事を終えると、短い隠岐の旅もそろそろ終わり。レンタカーを返却してフェリーターミナルでお土産を買う。お土産を買う間、義姉夫婦に子の面倒をお任せする。何から何まで本当にありがたい。お世話になった義姉家族に別れを告げてフェリーに乗り込む。また来年あたり本当に来れたらいいなあ。次回は島前で。
旅の1日目の記事はこちら。2016夏の旅・隠岐へ(1日目)
2016夏の旅・隠岐へ(1日目)
Posted on | 2016年 7月 12日 | Permalink
梅雨も明けきらない7月の週末、子供を連れて隠岐へ旅行へ行ってきた。ヨメのお姉さん夫婦が住んでいるのだけど、隠岐に住んでるうちにぜひ遊びに行かねばという考えから今回の旅行を計画するに至る。
7月初旬、梅雨が明けるか明けないかギリギリのライン。1週間くらい前から週間天気予報を気にしながら当日を迎えたが、運良く曇り〜晴れの天気に恵まれる。台風の発生もあって進路によってはフェリーが欠航するんではないかなどと心配していたのに、行きも帰りもこれ以上ないほどの凪だった。
今回の旅行は、まだ1歳にも満たない子を連れて無事に旅が出来るかという心配があったけど、1泊2日くらいならなんとかかんとか乗り切ることができた。現地での計画を考えていただき、いろいろサポートしていただいたヨメお姉さん夫婦に感謝である。
隠岐島後ははじめて行く。ヨメも、もちろん子もはじめて。私は島前、西ノ島へは二度ほど行ったことがある。はじめての島後に期待も膨らむ。
子にとってははじめてづくし。フェリーもそう。0歳児は船で渡る大きな海を感じ取ってくれただろうか。分かるかなあ、分かんないだろうなあ。0歳児だもんね。
2時間半の船旅を終え、隠岐・島後は西郷の港に到着。フェリーのターミナルにはお姉さんが迎えに来てくれていた。車に乗せてもらって食事のお店へ向かう途中、西郷の町並みを目にしたけど、思っていたよりも街だなあと思った。大きなスーパーや家電量販店、ドラッグストアもあるらしい。
両家族0歳の子連れのため、食事のお店はできるかぎり座敷席のあるところをチョイスしていただいていたようだ。隠岐に来て最初の食事のお店も座敷席のあるお店。味乃蔵というところ。有名人の色紙がたくさん飾られていた。
食後、うちの家族は予約していたレンタカー(今回は隠岐一畑レンタカーにお世話になった)に乗り込み、2台体制で隠岐の観光ドライブへ出発。義姉夫婦の車のナビゲートで最初に向かったのはかぶら杉という巨大な杉の木。
根本付近から6本の幹に分かれている杉の巨木。相当な高さがある。樹齢は600年ほどだと言われているそうだ。迫力がある。
隠岐にはこうした巨木がいたるところにごろごろしているらしい。しかも、屋久島の屋久杉のような、何時間も歩いてたどり着けるようなところにあるわけでもなく、車で直接アクセスできるような場所にこんなとてつもなく大きな木がある。ある意味便利。
かぶら杉の次に行ったのは、これまた杉の巨木、乳房杉(ちちすぎ)。この乳房杉は以前写真で見たことがあり、ぜひ直接自分の目で確かめたいと思っていた。乳房杉のある場所までは、あまり整備されていないような細い道をくねくねと山の上の方へ向かってのぼっていく。島にいるとは思えないほど木々が鬱蒼とした山の中。ちょっと不気味なくらいにひんやりした山の空気が立ち込める森の中に乳房杉はあった。
太い幹から何本にも枝分かれし、名前の通り、乳房のような根がいくつも垂れ下がっている。樹齢は推定800年。森の中に忽然とこの巨木が存在している姿はなんとも言えず神々しい。存在感がすごい。
巨木をめぐる旅は続く。
乳房杉へ辿り着いた道を今度は反対方向へ下っていくと、途中でまたも、特別に祀られた杉の木を発見。名前はわからなかったけど、地元のお祭りで男たちがこの杉にぐるぐるとかずらのようなものを巻きつけるらしい。薄暗い森の中、木漏れ日を浴びながら神秘的に佇んでいた。
曇りか雨かなと思っていた今日の天気は、いつの間にか快晴にまでなっていた。そんな天気で白島海岸。
海の青さがこれ以上ないくらいに青い。海の青さがここに極まっている。最高の景色。
うちの子と甥っ子。どちらもかわゆい。
ついでにと立ち寄った浄土ヶ浦。時間が許す限りいろいろと案内していただける義兄さんに感謝。
日が傾き西郷に戻る途中も風光明媚な海岸線に時々車を停めて撮影したり。義兄さんすみませんでした。
西郷に戻ると、食事前に一旦ホテルへチェックイン。今夜のお宿は隠岐ビューポートホテル。
ホテルの客室からの景色。西郷港が一望できる。フェリーの発着も見れて楽しい。
ヨメと子。どちらもかわゆい。
ひと通り部屋の勝手を調べたり荷物を広げたりして、夜の食事のお店へ向かう。夜は地元のお寿司屋さん、八百杉にて、コース料理をいただく。お造り、串揚げ、お寿司などなどどれも新鮮で美味しゅうございました。レンタカーの運転はヨメにお任せすることにし、ビールで義兄さんと乾杯。この日一日の疲れが報われる瞬間である。それにしてもお姉さん夫婦に感謝の一日である。
一日目、ホテルに帰って風呂に入ったら力尽きてベッドに倒れこんでしまった。2時過ぎに子の夜泣きで起こされるまで、最近まれに見るほどの熟睡ぶりを発揮。2日目に続く。