MacでPHPを動かす環境づくり
Posted on | 2008年 10月 26日 | Permalink
MAMPとは、OSであるMacintosh、WebサーバであるApache HTTP Server、データベースであるMySQL、スクリプト言語であるPHPを総称した頭文字から成る造語である。動的(ダイナミック)なウェブコンテンツを含むウェブサイトの構築に適した、オープンソースのソフトウェア群である。これらは、それぞれ独自に開発されたものである。
PHPの勉強をはじめることにしたわけですが、じつはPHPというのは通常自前のパソコンで動作確認することが出来ないのですよ。ここらへんはHTMLなんかとは明らかに違うとこですよね。どこかPHPの動くレンタルサーバーに上げてみればいいのですが、毎回わざわざサーバーにアップロードっていうのも煩わしい。
ではどうすればいいか。じつはローカル環境でPHPを動作させるように細工をする方法がいくつかあるのです。いろいろあるみたいなんですが、私が試みたのは「MAMP」というパッケージをインストールする方法。一応自分用の備忘録として書いておきたいと思います。
MAMPとはMacintosh、Apache、MySQL、PHP…の略のようです。まあつまるところ、自分のMacでPHPとかデータベースとか使える一式が入ってるよ?ってことです。読み方は…マンプ?
ちなみにですが、じつはMacにはもともとApacheは入っているんですよ。MySQLとかPHPとかバラバラに取ってきてインストールや設定をする方法もあるみたいなんですが、なにやらめっぽう面倒くさいんだとか。それに比べてMAMPとやらはえらく簡単にPHP開発環境を作れるという…。
さて、で、そのMAMPを配布しているサイトからダウンロードしてきます。MAMP Proというやつは有料らしいですが、PHPの動作確認くらいならフリーの方でいいらしいです。
ダウンロード完了後、ディスクイメージを展開。中のフォルダをアプリケーションフォルダにドラッグ。はい、これでインストール完了だそうです。はやっ!なんとも簡単にできちゃた。
MAMPを起動させると、自動的にApacheサーバとMySQLサーバが動作しはじめました。そしてスタートページがブラウザで立ち上がります。これがコントロールパネル代わりとなっていろいろいじくれるらしい。
こうして無事PHPを勉強する環境が整ったというわけです。ちなみにエディタで書いたPHPファイルは、先ほどアプリケーションフォルダに入れたMAMPフォルダ内、htdocsフォルダ内に保存しないと動きません。例えばここにhello.phpを保存した時にブラウザでこれを確認する場合、Apacheのポートは8888としているので、http://localhost:8888/hello.phpと入力すればよいわけです。
ちなみにhtdocsフォルダにアクセスしやすいように、デスクトップ上にエイリアスを作っておけば便利です。よし、これであとはせっせせこサンプルPHPを書きまくって覚えよう。がんばりますー。
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1 コメント - “MacでPHPを動かす環境づくり”
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2009年 3月 5日 @ 02:27
[…] プトを自分の手で打って実際動くのを確認しながら進めております(ローカルでPHPを動かす環境の準備の記事はこちら)。今のところなんだかんだ出来ちゃってるところが何気にすごい […]