日食が見れたのです
Posted on | 2009年 7月 23日 | Permalink
日食(にっしょく、元の用字は日蝕。solar eclipse)とは太陽の一部分、もしくは全体が月によって覆い隠される現象である。月の地球周回軌道および地球の公転軌道は楕円であるため、地上から見た太陽と月の視直径は常に変化する。月の視直径が太陽より大きく、太陽の全体が隠される場合を皆既日食(total eclipse)という。逆の場合は月の外側に太陽がはみ出して細い光輪状に見え、これを金環日食(または金環食。annular eclipse)と言う。
7月22日、世間では日食で盛り上がっていましたね。この日、島根はどんより曇り空でしたのでわずかながらの希望も心に秘めながらもほとんど諦めモードの私。ネットかTVで見ようかなという気持ちになっておりました。
で、リアルタイムの日食観察は諦めて所用のため車に乗って出掛けたのですが、運転中あることに気付く。対向車のフロントガラスに反射する光が見える!太陽出てきたのかーと思いすぐさま車を停めました。見上げれば薄雲越しにうっすら見える欠けた太陽の輪郭。すごいです。見えたww。ちょうどここらあたりの地域のピークと言われてた11時より少し前。八割くらい欠けて見えました。三日月のようです。流れる雲にそのうちまたかき消されてしまった太陽。諦めてた日食でしたが一瞬でもリアルに見れて満足です。
外出から帰ってきて早速ネットでもチェック。NHKの硫黄島皆既日食リポートの動画を見ました。皆既日食の地域はやっぱりすごいですね。にわかに空が暗くなり、不思議なことに地平線(水平線)近くの空は360度に渡って夕焼けのように赤くなる。そして皆既状態になる太陽。ダイヤモンドリング!美しすぎる。動画なのに背筋がゾクゾクきます。リポーターが言葉を失うのもうなづけます。太陽は真っ黒い月に覆われ輪郭からはコロナが放出される様子が克明に映し出されます。拡大するとプロミネンスも(あれの大きさは地球数個分だというからスケールがでかい!)。もうモニタの中での映像なのに感動しまくりです。そんだけ皆既日食ってすごい現象なんですね。
子供の頃は自分、天文少年でした。ややー、久々に天文少年の血が騒ぎました。いつかどこかでリアルに皆既日食を見てみたいです。次に日本で見れる皆既日食は26年も先ということです。
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コメント
2 コメント - “日食が見れたのです”
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2009年 7月 23日 @ 13:41
出雲人は運が良かったようですね。
僕も、ずっと見てたんですが、時々雲が薄くなっている部分から太陽が出てくれて
欠けてゆく様子が見れたので、写真も撮れました。
雲のおかげで肉眼で見れたのは、ある意味すごいですね^^
ちなみに日食が始まるとセミが鳴きやんで、
欠けが終わりはじめるとまた鳴き始めたので驚きでした。
TVで毛利守さんが虫の様子を見ろと言ってたので
気付きました。自然てすごいね…
2009年 7月 23日 @ 14:04
神釜ちゃん
ほんとラッキーでしたね。
雲のフィルターがちょうどいい感じでした。
雲がなければ道具なしでは見れなかったでしょうね。
僕は、鳥たちがざわめき出して、カラスが巣に帰っていくのを見ました。
日食、ほんとに神秘的です。