きまぐれ事典

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インセプション

Posted on | 2010年 7月 31日 | Permalink

【夢】
夢とは睡眠中に起こる、知覚現象を通して現実ではない仮想的な体験を体感する現象をさす。

映画「インセプション」みてきました。夢をテーマにしている映画なんだけどとてもよくできてる映画だなーと思った。よく考えられたストーリーも、まったく斬新な映像も、どちらも楽しめる作品だと思います。

主人公一味は、他人の夢の中へ侵入してアイデアを盗みだしたり、潜在意識の中へ意図的に考えを植えつけたりすることができるという特殊な企業スパイという設定で、すでにこれだけでとても興味深いのだけれど、おもしろいのは夢の中の夢、その夢の中での夢・・・夢が深い階層構造になっているという設定。主人公のコブたちは目的のためにどんどんターゲットの夢の深層へ潜っていくのです。夢から目覚めても、その世界もまだ夢だった、って考えるとちょっと怖い気もする。映画の中では、今の世界が夢か現実かを調べる道具(トーテムという)を一人ひとりが持つことになってるのです。

あと、夢の中では現実の世界よりも時間のスピードが速くて(つまり例えば現実世界での10分が夢の中では10時間とか)、階層が深くなればなるほどその度合いも増すらしい。この時間の概念が話の展開のカギになってきます。時間差を利用してストーリーがおもしろく展開していきます。

また、もうひとつポイントとなってくるのは、主人公コブの亡くなった奥さんモル。夢の中に度々登場してきては、うんたらかんたら… その昔、何があったかっていうのを知ってショック。そりゃあ夢にも出てくるでしょうよ。どうするコブ。

で、気になるのはラストのシーンなんだけど・・あれは、うん、そうなんだろうなぁ・・・謎(つづきは劇場で!)

夢の中って何もかもが自由で、場合によっては自分の好きな世界を構築することもできてしまう。でも、夢って何か不思議で底知れぬ不気味さも持っている気がします。夢っていうのはまだよく分かっていないことが多いようで昔からずっと研究の対象であり続けているようですね。そんな不思議な夢をテーマとしたインセプション、興味深くてどんどん引き込まれてしまいました。

以前、他の映画の時に予告編でみた感じだと、斬新な映像でみせるタイプの映画かな、と思わせつつ、じつはストーリーも複雑で、アタマを使うようなタイプの映画でもあります。最近みた中では確実に傑作と呼べる映画に入るのではと。よく理解するためにもう1回みたい気もしています。

それとTwitterで拾った情報によると、インセプションのメインテーマ曲にはなんと秘密が隠されていました!ドーン。ドーン。みたいなちょっと重厚で不気味な曲なんですけど、あの曲、じつは作品中で何度も出てくる曲をスロー再生するなどしてアレンジを加えたものだったという。。もちろん劇場では全然気づきませんでしたが、説明動画をみると、あぁ本当だ!と鳥肌立った。夢と現実の時間の速度差を象徴してるのかな。深い。

『インセプション』の音楽に「植えつけられた」秘密

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taca

taca。1978年生まれのB型。ウェブ制作のお仕事をしています。MacユーザーでiPhoneユーザー。写真を撮るのが好き。BBQをこよなく愛しますが、やむを得ない場合はホットプレートでの焼肉でも可。[profile...]

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