映画『エンジェルウォーズ』を観てきた
Posted on | 2011年 4月 19日 | Permalink
天使(てんし)は、比較宗教学によればアブラハムの宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)の聖典や伝承に登場する神の使いである。なおキリスト教による日本語訳聖書では「御使い」と訳されており、日本ハリストス正教会では神使(しんし)とも訳す(日本正教会では「天使」という語も併用される)。
映画「エンジェルウォーズ」を観てきました。原題が「Sucker Punch」(意味は”不意打ち”?)という名前なのに邦題が「エンジェルウォーズ」だなんて残念すぎる…などなど賛否両論あるらしいのですが、僕は別にまあどっちでもいいし、楽しく観れましたよ。
何が楽しいのかというと、主人公たち女の子5人が現実ではありえないような世界の中で武器を持って大暴れなシーンがたくさん見られる。アクションシーンかっこいいです。想像の中の世界なので細い女の子たちでもめちゃくちゃ強い。刀を振り回したり、機関銃をぶっ放したり、飛行機やヘリを操縦したり。バク転ながら攻撃を避けたり、刀で弾を弾き返したり。もうなんでもあり。
その想像の中の世界の設定もいろいろありまして、これがおもしろい見所のひとつ。日本のお寺のだだっ広いお堂の中で鎧武者の巨大な怪人と戦ったり、ナチスドイツのゾンビ兵をバッタバッタとなぎ倒したり、またある時は、灼熱の炎を吐き出すドラゴンの城に潜入してクリスタルを盗み出したりする設定。ほとんどストーリーの本流と脈略のないビジュアル重視な要素てんこ盛りなんですが、全部監督の趣味なんでしょうかねぇ。。
で、想像の世界での戦いってなんぞやっていう話ですが、まあ見てのお楽しみ…と言ってしまいたいところだけど、ちょっとだけ言っちゃうと、現実世界(?)で主人公たちは協力して5つのアイテムを入手し、現状の環境から脱出しようとしていくんですが、そのアイテムを手に入れるためのミッションに臨む時、だいたい必ず主人公が踊りを披露するのですね。そのダンスは誰もが圧倒され魅了されてしまうほどに魅力的なダンス。彼女がダンスで重要人物を惹きつけている間に、仲間の女の子たちとが協力してアイテムを盗み出す、みたいな感じですかね。ダンスの最中には主人公の女の子の中では想像上の戦いが繰り広げられてる…みたいな設定になっているんです。想像上のミッションをクリアすると、現実でもアイテム入手成功となってる、と。彼女がダンスを始める瞬間に想像の世界に切り替わっちゃうので、残念ながらその魅力的なダンスとやらは映画の中では一度も見ることは出来ませんでした(笑)。
ストーリー的にはちょっと粗い気がしないでもないですが、割り切って映像を楽しむ映画と言っちゃってもいいかも知れません。映像は美麗でど派手でかっこいいし、世界観も楽しい。主人公の女の子もかわいかったですしね。
あー、それと、想像の世界にワイズマンという教えを説いたり、指令を出してくれる年老いた男がいるんですが、彼の言葉の節々に心がしびれました。それから、最後に出てくるバスの運転手の台詞もいいなと思った。自分で動いて理想や自由を手に入れろ!
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