新緑散歩
Posted on | 2012年 5月 13日 | Permalink
つい最近母方の祖母が具合を悪くして入院してたのですが、先日退院したのでお見舞いに母の里へ行ってきました。祖母はなんだか痩せちゃってましたが、思ったより元気そうで良かったです。
母の実家は雲南市の山の中にあるんですが、この季節とても新緑がきれい。みんなでお茶飲んだ後、叔父と近くの山を散策してみました。子供の頃はここらの野山をよく連れて歩いてもらったものですが、最近は全然気にもしてなかったので久しぶりに歩いてみると結構新鮮だったし、きれいな緑と空気に癒されました。
今はもう管理されてないんですが、家のすぐ上側に栗山があって、そこをぐるりと囲むようにちょっとした道があるんですが、かなり草ぼうぼう。その道を歩いてて突然脇の方のさらなる藪に分け入る叔父。その先を少し行くと突如ひらけたスペースが。そこにあったのは隠れるようにして椎茸の栽培スペース!こんなとこあったんだ。。
まだ椎茸あんまり生えてないけど、ここに1個ある、とか言っている叔父。
そこは外界から隔離されたような緑と木漏れ日の空間。フィトンチッドに包まれる感覚。
椎茸の様子を見た後は、今度は家の下側の方の山へ。こちらはさっきより歩きやすい道。
その道からはずれて急斜面を下る。竹やぶになってます。
タケノコシーズンも終わりに近づき人の背丈近くまで伸びてきてるタケノコも散見される藪の中。そんな中にもまだ生えてきて間もないようなものもあります。おもむろにそれを掘り起こし皮を剥く叔父。若いタケノコの先の方をそのままかじってみたりなんぞして。掘って本当にすぐのものはえぐみがほとんどなく甘さを感じます。
それから、この竹やぶの中にあるのですが、叔父が教えてくれた珍しい木。
なんとメタセコイア。スギのようにどこまでもまっすぐな幹。でも上の方の枝の感じはスギとは違いますね。巨大な木です。アメリカ原産の木なので、え?なぜこんなところに?と思ったのですが、祖父が若いころにわざわざ植えたんだそうです。しかし立派な木だ。
竹やぶから上がってまた歩きやすい道へ。この山道沿いには昔炭焼きをしていた窯の跡もあるんですよ。祖父の時代に炭焼きも生計を立てる手段のひとつだったようです。
この下の方にはワサビが採れる沢があります。
こちらはまた別の道。舗装がしてありますが、落ち葉や朽木が積もり放題の荒れた廃道。この先には人が住まなくなって久しい廃屋があります。放棄された田んぼとか、リアルな過疎化の一端もポツポツ見ることができたり…。ちょっとさみしい。色褪せた人工物とは対照的な燃えるような緑が印象的。
ピンク色のかわいい卯の花。とまってるのはクマバチかな。
イタドリ。ワラビやらゼンマイやら、山菜の類は食べるにはちょっと成長しすぎな感じでしたね。
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コメント
2 コメント - “新緑散歩”
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2012年 5月 13日 @ 19:47
良いね〜そぅいぅ環境(*´∀`*)
誰にも汚されたくないね。
その環境〜大事にしたいね(*´∀`*)
2012年 5月 14日 @ 00:49
龍さん
たまには山を歩いてみるのもいいもんだね。
たくさん自然を感じられるいいところでしょ。
でもねぇ、たまに不法投棄とかあるらしい…。
ちょっと許せないよね。。