映画「幸せへのキセキ」を観たよ
Posted on | 2012年 6月 28日 | Permalink
ちょっと前に映画「幸せへのキセキ」を観ました。簡単に感想。
妻を亡くした二人の子持ちの父親が動物園付きの家に住みはじめ、閉鎖されていた動物園の開園に向けオーナーとなって奮闘するっていう話。この間観た「ファミリー・ツリー」もそうだったんですが、問題を抱えていた家族が徐々に良い状況を取り戻していくっていう話です。
いい映画でしたよ。邦題は一番最初に目にした時から、なんだかなぁって思いましたが…(ちなみに原題は「We bought a zoo」)。見終わった後には爽やかであたたかい気持ちになれます。派手なことはそんなになくて淡々と物語は進んでいくんだけど、全然つまらないとは思わせないし、役者の演技や撮り方なんかがしっかりしているんだと思います。
失われた過去にとらわれるんではなく、過去の良い思い出を糧にして前に突き進んでいくっていうとても前向きなテーマを感じます。過去の幸せがあるから、未来への新しい一歩を踏む勇気を持てる。「20秒間の勇気を持とう。そうすれば素晴らしい事が起きる」なのです。亡くなった奥さんとの思い出が映像で流れまくるシーンはジーンとくる。なんかそういうものがいろいろオーバーラップして、それらを受け止めて新しい力にしてる感じがする。
主人公の父親役はマット・デイモンですが、最近の勝手なイメージとしてはアクションものが多い印象があるんですけど、こういう人間ドラマを演じるのもなかなかいいですね。息子と激しい口論をするシーンの演技とか個人的には良かった。
あと、娘役の小さい女の子もなんかイイ。ちっちゃいくせにませた感じのセリフとか言ったりするんだけど、なんか表情とかかわいいんですよね。それから以前「SUPER8」に出てた女の子も出演してたんだけど(本作ではリリー役)、彼女は個人的にはちょっと注目な女優さんかもです。
今回はこのくらいで。ではまた。
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