2016夏の旅・隠岐へ(1日目)
Posted on | 2016年 7月 12日 | Permalink
梅雨も明けきらない7月の週末、子供を連れて隠岐へ旅行へ行ってきた。ヨメのお姉さん夫婦が住んでいるのだけど、隠岐に住んでるうちにぜひ遊びに行かねばという考えから今回の旅行を計画するに至る。
7月初旬、梅雨が明けるか明けないかギリギリのライン。1週間くらい前から週間天気予報を気にしながら当日を迎えたが、運良く曇り〜晴れの天気に恵まれる。台風の発生もあって進路によってはフェリーが欠航するんではないかなどと心配していたのに、行きも帰りもこれ以上ないほどの凪だった。
今回の旅行は、まだ1歳にも満たない子を連れて無事に旅が出来るかという心配があったけど、1泊2日くらいならなんとかかんとか乗り切ることができた。現地での計画を考えていただき、いろいろサポートしていただいたヨメお姉さん夫婦に感謝である。
隠岐島後ははじめて行く。ヨメも、もちろん子もはじめて。私は島前、西ノ島へは二度ほど行ったことがある。はじめての島後に期待も膨らむ。
子にとってははじめてづくし。フェリーもそう。0歳児は船で渡る大きな海を感じ取ってくれただろうか。分かるかなあ、分かんないだろうなあ。0歳児だもんね。
2時間半の船旅を終え、隠岐・島後は西郷の港に到着。フェリーのターミナルにはお姉さんが迎えに来てくれていた。車に乗せてもらって食事のお店へ向かう途中、西郷の町並みを目にしたけど、思っていたよりも街だなあと思った。大きなスーパーや家電量販店、ドラッグストアもあるらしい。
両家族0歳の子連れのため、食事のお店はできるかぎり座敷席のあるところをチョイスしていただいていたようだ。隠岐に来て最初の食事のお店も座敷席のあるお店。味乃蔵というところ。有名人の色紙がたくさん飾られていた。
食後、うちの家族は予約していたレンタカー(今回は隠岐一畑レンタカーにお世話になった)に乗り込み、2台体制で隠岐の観光ドライブへ出発。義姉夫婦の車のナビゲートで最初に向かったのはかぶら杉という巨大な杉の木。
根本付近から6本の幹に分かれている杉の巨木。相当な高さがある。樹齢は600年ほどだと言われているそうだ。迫力がある。
隠岐にはこうした巨木がいたるところにごろごろしているらしい。しかも、屋久島の屋久杉のような、何時間も歩いてたどり着けるようなところにあるわけでもなく、車で直接アクセスできるような場所にこんなとてつもなく大きな木がある。ある意味便利。
かぶら杉の次に行ったのは、これまた杉の巨木、乳房杉(ちちすぎ)。この乳房杉は以前写真で見たことがあり、ぜひ直接自分の目で確かめたいと思っていた。乳房杉のある場所までは、あまり整備されていないような細い道をくねくねと山の上の方へ向かってのぼっていく。島にいるとは思えないほど木々が鬱蒼とした山の中。ちょっと不気味なくらいにひんやりした山の空気が立ち込める森の中に乳房杉はあった。
太い幹から何本にも枝分かれし、名前の通り、乳房のような根がいくつも垂れ下がっている。樹齢は推定800年。森の中に忽然とこの巨木が存在している姿はなんとも言えず神々しい。存在感がすごい。
巨木をめぐる旅は続く。
乳房杉へ辿り着いた道を今度は反対方向へ下っていくと、途中でまたも、特別に祀られた杉の木を発見。名前はわからなかったけど、地元のお祭りで男たちがこの杉にぐるぐるとかずらのようなものを巻きつけるらしい。薄暗い森の中、木漏れ日を浴びながら神秘的に佇んでいた。
曇りか雨かなと思っていた今日の天気は、いつの間にか快晴にまでなっていた。そんな天気で白島海岸。
海の青さがこれ以上ないくらいに青い。海の青さがここに極まっている。最高の景色。
うちの子と甥っ子。どちらもかわゆい。
ついでにと立ち寄った浄土ヶ浦。時間が許す限りいろいろと案内していただける義兄さんに感謝。
日が傾き西郷に戻る途中も風光明媚な海岸線に時々車を停めて撮影したり。義兄さんすみませんでした。
西郷に戻ると、食事前に一旦ホテルへチェックイン。今夜のお宿は隠岐ビューポートホテル。
ホテルの客室からの景色。西郷港が一望できる。フェリーの発着も見れて楽しい。
ヨメと子。どちらもかわゆい。
ひと通り部屋の勝手を調べたり荷物を広げたりして、夜の食事のお店へ向かう。夜は地元のお寿司屋さん、八百杉にて、コース料理をいただく。お造り、串揚げ、お寿司などなどどれも新鮮で美味しゅうございました。レンタカーの運転はヨメにお任せすることにし、ビールで義兄さんと乾杯。この日一日の疲れが報われる瞬間である。それにしてもお姉さん夫婦に感謝の一日である。
一日目、ホテルに帰って風呂に入ったら力尽きてベッドに倒れこんでしまった。2時過ぎに子の夜泣きで起こされるまで、最近まれに見るほどの熟睡ぶりを発揮。2日目に続く。
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