Office 2004 for Macが文字入力不能
Posted on | 2009年 8月 13日 | Permalink
Rosetta(ロゼッタ)はMac OS Xの基盤技術の一つ。インテルアーキテクチャへの移行に伴い、PowerPCバイナリの互換性を維持するために、PowerPC用プログラムコードをインテル用コードに適宜変換する措置 (dynamic recompilation) を行なう。アップルの発注を受け仮想化ミドルウエア開発で定評のある米Transitiveが開発した。
Macで使っているExcelが時々文字入力を受け付けなくなるのです。以前から何度か発生してはいつの間にかなおってたりする不思議な現象。原因も解決方法もよく分からないままでしたが、このトラブルがまた発生!請求書や見積書が作れない。いつもこれが起きた時は面倒ですが仕方なくファイルをPowerBook G4へ移して編集・保存するしかないのです。
前にもググったりしてたのですがあまり的確な解決方法を見つけ出すこともできずにおりました。でももうこのままこの気まぐれな問題に振り回されてるのは嫌だと思い、ちょっと血眼ぎみにググり倒してみました(笑)…出てきました、ズバリ。
OSX 10.5.2のRosetta経由のソフトでの文字入力問題ーその後
OSのバージョンこそ微妙に違いますがまさにこの現象。この記事に寄りますと、問題はRosetta経由で動作するアプリケーションに起こるものらしい。確かにExcelだけでなくWord他、Office 2004 for Mac全般に文字入力不能なんですね。
そう、Office 2004 for MacはじつはPowerPCベースのマシンしか動作の保証はされておらず、現在うちのIntel CPU搭載のMac Proで動いてくれるのはRosettaというシステムの働きのお陰なのです。このRosettaがあるために、PowerPCでしか起動しないはずのソフトをあたかも何の問題もないかの如くIntel Mac上で起動させてくれるのです。Rosettaってエラい。
前置きがやたら長くなってしまいましたが、今回はこのRosettaを経由して動いているソフトに文字入力できないという問題が起こっているらしいのです。で、原因はというと、上述リンクの記事によれば「OnyX」というメンテナンス用のソフトが怪しいとのこと。
このOnyXも一見優れたツールなのですが、じつは変な問題をはらんでいたのですねえ。まったくノーマークでした。OnyXでメンテするとRosetta経由のソフトがおかしくなるみたいなのです。困ったちゃん。
原因は分かりました。では解決方法は?…な、なんと、なぜかQuickTimeを再インストールするとなおるらしい。え”え”っ!?なぜに…。何の関係もないように思えるのですが。
とりあえず、言われてる通りにやってみる。…直った。なにそれ。…まあ、結果オーライということで。