フィボナッチの数列
Posted on | 2008年 3月 8日 | Permalink
【数列】
ある一定の規則に従って並べられた数の列。
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「フィボナッチの数列」:各項が先行する2項の和となっている数列。(例:1,1,2,3,5,8,13)
フィボナッチの数列とは、数学やデザインにおいてもっとも影響力の大きいパターンであり続けているもののひとつです。それくらいメジャーなデザイン法則のひとつなんですが、上の説明ではちょっと分かりにくいですよね。例えば、フィボナッチの数列はどんなところに見られるのか…。
フィボナッチの数列にもとづくパターンは、例えば古典的作品などに多く見られるといわれています。詩、芸術、音楽、建築などなど。そればかりか、じつは自然界の中にさえあるらしいのです。それは、花びらであったり、星雲の渦巻き形であったり、人間の手の骨だったりと。
おそらくは古代の人々は自然界にあるこうしたパターンを美しいものと考え、いろいろなデザインに応用させてきたのでしょうね。ピンとくるかもしれませんが、じつはフィボナッチの数列は、有名な黄金比と密接な関係があるのです。
自然の中に潜む法則だからおのずと美しいと思うのか。古くからそれを美しいと教えられてきたからその比率を美しいと思うのか。いずれにせよ、デザインでなにか足りないと思ったら、フィボナッチの数列を思い出してみるといいかもしれません。
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