5つの帽子掛け
Posted on | 2008年 3月 19日 | Permalink
【帽子】
(1)頭にかぶる装身具。
(ア)寒暑やほこり・落下物などから頭部を防護し、また身なりを整えるもの。帽。(イ)烏帽子(えぼし)・頭巾(ずきん)など布製のかぶりものの総称。(ウ)「野郎帽子」の略。(エ)「綿帽子」に同じ。
(2)〔(1)より転じて〕物の頭部にかぶせるもの。
(3)囲碁で、相手の石が中央に進出するのをはばむように、一ないし二路へだてた点にかぶせるように打つ手。
(4)「鋩子(ぼうし)」に同じ。
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「5つの帽子掛け」:情報を組織化するには、カテゴリー、時間、位置、アルファベット、連続量をそれぞれ基準とする5つの方法がある。
これはウェブ制作する上でも常に意識しておきたい方法論です。ホームページに限ったことではありませんが、むやみやたらに情報を置いておくわけにはいかないので、何かしらの方法で分類しておかなければなりません。
情報の組織化は、強く考え方に関わる要因のひとつです。「5つの帽子掛け」の原理では、情報の用途に関係なく、情報を組織化する方法の数には限りがあるとしているのです。それは、カテゴリー、時間、位置、アルファベット、連続量をそれぞれ基準とする方法。
例えばとあるデータ群があり、それをどういう視点から分類するかということですね。カテゴリー別にするとか、時間軸で分けるとか、位置的な分類にするとか、アルファベット順に並べるとか、数量的な大きさで並べるとか…といったことです。
ブログなんかだとわりと簡単にいくつかの組織化を同時に実現できちゃう面もありますね。このきまぐれ事典だって、左カラムを見ていただくと、すでにカテゴリー別と時間別のメニューが置いてあります。まああとは果たしてどの分類法が必要かということです。ただの日記ならタイトルをアルファベット順に並べる意味はないですし…。
ちなみに「帽子掛け」という用語は、アナロジーによる造語だそうです。情報を「帽子」、情報を組織化する方法を「帽子掛け」と比喩しています。
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