きまぐれ事典

ウェブデザイナーがあれこれきまぐれにつづる日々のくらしの百科事典。

ようこそ世界へ

Posted on | 2015年 11月 8日 | Permalink

久しぶりのブログ投稿になる。ここのところ随分と忙しくしていた。気が付けばすっかり季節が変わっていた。こうしてブログを触っているのだけれど、けっしてヒマというわけでもなく。ただ、今のうちに書いておかなければという気持ちが大きく筆を執った(?)次第。

このブログがうんともすんとも言わなかった間に、子供が生まれた。3,150gの男の子。10月13日に日が変わったばかりの真夜中のことだった。

10ヶ月の間、妻のお腹の中でじっと過ごしていた小さな命がこの世界に出てきてくれた。それはもう、ドラマティックでファンタスティックな出来事である。僕にとっても、妻にとっても、身内の家族にとっても、そして、おそらく生まれてきた子供にとってもそうだろう。これから先、いろんなことが待っているだろうけど、存分にこの世界を楽しんで欲しいな。

それにしても、妻は本当にがんばってくれた。一番最初に陣痛がきてから、もうちょっとで丸2日いくんじゃないかというくらい時間が掛かった。陣痛が弱く、最終的に陣痛促進剤を使ってようやく出産に至ったのだ。なので出産間際の頃は相当体力を消耗していたと思う。立ち会っていたのでずっと見ていたけれど、陣痛がくるたびにすごく辛そうな様子だった。

そんな状況の中、最後の最後に力を振り絞って子供を産んでくれた。正直ちょっと涙が出る。この瞬間を目撃した父親は、一生母親にはかなわないのだと悟る。今は里帰りをして子育て中で、僕も沐浴の手伝いに行き来したりしている。子に乳をやる妻の顔はすっかり母親だ。

息子が誕生してもうすぐ1ヶ月になるけれど、毎日少しずつ成長しているように見える。顔や体に肉がついてきているし、手足の動きや顔の表情もちょっとずつ変化しているように感じる。ものや人の顔をじっと見つめたりもする。今度、またうちへ戻ってきて一緒に暮らすようになるけれど、これからの生活が楽しみでしょうがない。

ところで、子供が生まれてきてくれた今、自分がこんなにうれしい気持ちになるなんて想像していた以上のことだった。子供が生まれたその日には、いつもの風景がなんだか違って見えた。妻のお腹に命が宿った時から父親になるんだという気持ちが少しずつ芽生えていたけれど、それは実感というほどのものではなかった。だけど、子供が生まれてそれがよりはっきりとした感覚になったし、たぶんこれから子育てをしていく中で、少しずつ、もっとずっしりと実感していくんだろうな。

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出産立ち会いでは、新しい命の誕生の瞬間に本当に感動してしまう。

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あ、こんなに写真を載せてしまった。これはもしかして…ウワサの…親バカ…ってやつ、まっしぐら?

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taca。1978年生まれのB型。ウェブ制作のお仕事をしています。MacユーザーでiPhoneユーザー。写真を撮るのが好き。BBQをこよなく愛しますが、やむを得ない場合はホットプレートでの焼肉でも可。[profile...]

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