風の国の十六島
Posted on | 2008年 6月 13日 | Permalink
風力発電(ふうりょくはつでん)は、風の力(風力)によって発電機を回して発電する方式である。
風力エネルギーは、再生可能エネルギーのひとつである。地球環境の保全、エネルギーセキュリティの確保、経済成長の維持を同時に実現可能なエネルギー源として、世界各地で普及が進んでいる。
現在、島根県出雲市の十六島(うっぷるい)では26基の風力発電施設を建設中です。予定では来年2009年6月から操業するそうで、なんでも78,000kWの電力を出力するのだそうです。新出雲ウィンドファームというのだそうだ。
個人的にはエコでクリーンなエネルギーということで賛成なのですが、この件に関しても反対意見はあるのですね。反対意見としては、まず景観上の問題。宍道湖の夕日で有名?な松江市あたりから見ると、遠くの山々に風車が林立するのが見えてしまうそうで、景観を損なうからということで反対があったそうです。結局位置調整とかでクリアしたのかな?この問題は。
実際すでに着工しているのですが、じつはもうひとつ問題視されていることが。それは風車建設に伴い、山を削らなければいけないということ。森林の伐採とか、それによる土砂の流出、さらには海を汚して、有名な十六島海苔など海産物への影響が懸念されているのです。このことに関する反対意見もあったようです。
が、現在着々と建設は進んでいる模様。出雲市の河下港には巨大な風力発電装置が荷揚げされておりました。ユーラスエナジーというメーカーでしょうか。
引きで見ると、十六島半島の山の上にはポツポツ、風車の柱が建設されつつあるのも見えます。
さて、来年の今頃には26基の風車が稼働しているのでしょうか。反対意見がある中、せっかく作るのだから、活用して地球環境のためにも役立って欲しいと願うばかりであります。個人的には、海と山を背景に、26基もの風車が立ち並ぶその壮観な風景を見てみたいとも思っていたりもします。
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コメント
4 コメント - “風の国の十六島”
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2008年 6月 13日 @ 15:46
森林伐採となると、賛成しかねますけど
長?い目でみると、エコですよね。
夕陽に風車もキレイな景観になりそうですけどねぇ。
2008年 6月 13日 @ 15:59
>くうさん
森林伐採はちょっと大袈裟だったかもしれませんが、
山の上に風車を建てるために道路を造らなければいけないらしく、
多少山を削ったり木を切ったりしなければならないそうです。
これだけをほじくったら、風力発電のエコなイメージとは矛盾してるようにも思えますが、少しの代償は必要なのかもしれません。
長い目でみるときっとエコロジカルな取り組みだと思います。
2008年 6月 23日 @ 17:09
風力発電で思い出すのは横浜ゴムのCM。
キララ多伎で2基…。
26基もあったらえらい迫力でしょうな。
電飾でも付けたらウィンドファームも立派なデートスポットに!?
…それこそ批判起こりそうだけどね^^;
2008年 6月 23日 @ 17:25
>N@LIさん
すごい光景になるんでしょうな。
多伎の風車よりさらに大きい風車らしいし。