冬の旅、ちょっと宮崎まで
Posted on | 2014年 12月 13日 | Permalink
九州は宮崎県まで、ちょっくらお友達を訪ねていってきました。久しぶりに長距離ドライブ旅行です。一泊二日の強行日程。もっぱらの目的は、友達ご夫婦におみやげを届けることと、九州の味覚を楽しむこと。基本、だいたいこれ。
冬の旅だけどなぜか根拠もなく妙に安心してたんですが、直前で急に寒くなるとの天気予報。念のためスタッドレスタイヤに交換。でも、これ正解で、行き帰りの道中、しっかり雪降りました。
朝6時に出発して、宮崎に着いたのは夕方5時。雪の影響もあったしやっぱりこれくらい掛かるんだなぁ。ある意味、陸の孤島から陸の孤島への旅です。
途中、基山PAではとんこつ休憩。これは学生時代叔父のトラックに乗せてもらって九州来た時の思い出の味。ロングドライブで披露した身体にとんこつが染みわたる。
宮崎到着。もう夕方だった。一日ほぼ移動だけの日。棕櫚の並木だろうか。ハワイみたいな南国っぽさ。ウェルカム感ある。
宮崎市内の繁華街の栄っぷりはたぶん島根よりも上です。
あ、それからやっぱり、冬なのに少しあたたかい。寒くないというのか。快適です。
これが気になった。なんか妙にかわいらしい公衆電話BOX。しかもこれがすごい密度であるの。
ホテルチェックインしてから友達ご夫婦と連絡取り合って予約してもらっていたお店へ。
久しぶりの再会した友達夫婦と積もる話もたくさん交わし、それからそれから、地元のおいしい食べ物やお酒なんかをたくさんいただきました。
宮崎もおいしいものたくさんありますなー。とくにやっぱり地鶏。自分としては宮崎といえばやっぱりチキン南蛮かなあ。うまい。
あ、今回は全然食べ物の写真撮ってなかった・・・orz
たこ焼きと、こちらのお店のシャレオツコーヒーで〆。そこはかとなく感じられるシャレオツ感。
不思議な場所も案内してもらった。閉めちゃったお店が多い中で、その雰囲気を逆手に取ったようなおもしろいお店が点在。
友達夫婦とお別れしてホテルへ帰る。南国宮崎と言えど、この時間帯になるとやっぱちょっと寒い。
さっと風呂を済ませてすぐ寝ました。さすがに疲れてたのか、爆睡です。
2日目は6時半に起きてホテルのバイキングへ。よくあるホテルの朝食バイキングではあるんだけど、ありがたいのは地域の食べ物。
なんと冷や汁までありました。明太子のせ!ついつい食べちゃう。
それから、話していたんだけど、なんかみんなゆったりしている。せかせかしていない。あと、人が懐っこい。掃除のおばちゃんやら駐車場のおじちゃんやらがやたら話しかけてくるの。なんかうれしくなるよね。県民性なんだろうね。
宮崎の名物らしき「なんじゃこら大福」。味見のためにちゃっかり買いましたよ。栗といちごとクリームチーズとつぶあんのハーモニーがそれはもう。
さあさ、2日目の行動開始です。8時にホテルを出発。
なかなか限られた時間の中、まんべんなく宮崎を堪能できないのは残念ではあるけれど、とりあえず押さえたいのは高千穂かなと。前に来た時にはなかった東九州自動車道を延岡方面へ北上北上!意外だったのは、延岡止まりだと思ってた高速道路が高千穂方面へ、くいってなってた。これって将来的に熊本方面へでもつながるのかな?
やってきました高千穂峡。谷間に流れ落ちる真名井の滝が趣深い。
その後、高千穂から熊本は阿蘇方面へ抜けるルートを考えていたので、名残惜しくはあるけど足早に宮崎県とお別れです。
そして、阿蘇。来ました、阿蘇。
マグマ噴火がどうこうっていうニュースがあったので心配していたけれどもとりあえず火口のそばまで行かなければ大丈夫なレベルかと。阿蘇山はやはり山の迫力すごいな。かっこいい。うっとりしながら阿蘇山の裾野をゆっくり走る。
友達夫婦におすすめされていたスポットでお土産に阿蘇の地ビールを買いつつ、阿蘇でもうひとつ訪れてみたかったお店へ行きました。
etuという雑貨のお店なんだけど、ここは出雲の友達から聞いていたところでじつはすごく気になっていた。
阿蘇神社のそばになるんですかね。ちょっとわかりづらい場所にあるんだけど、おそらくここじゃないかっていうところへたどり着く。というのも、何軒かお店が集まっている敷地の中にetuの名前を発見できなかったので。でも、たぶんここだ。
敷地内にある tien tien というカフェがかわいらしい。古びた感じの佇まいがまた洒落ているのだ。
これがetuかなぁと思ってたけど、なんか店名は違ってた。元々、女学校だったところらしい。この古い建物がいい。
雑貨は古道具みたいな渋い感じのものがたくさんあり浪漫あふれる。出雲の友達は古いミシンなんかを買って帰ってましたよ。
寒かったこの日、薪ストーブのぬくもりとにおいはとても心安らいだ。
さてさて、その後、だいぶいい時間になりつつあったのだけれど、ここまで来たらもうひとつ行きたい場所がある。学生時代にひとりで訪れた大観峰。阿蘇の外輪山にあるとても眺めのいい場所です。ヨメにも見せたかったここの景色。
景色がとにかく雄大。カルデラの地形を肌で感じられるような場所です。巨大なクレーターの外縁部に立って眺めてるのです。カルデラの底に平野が広がり、外輪山の山壁がぐるりと取り囲む。中央にはでっかい阿蘇山。すごい迫力。
あ、僕、地図が大好きなんで、こういうリアルな地形と地図を見比べたりなんかするともう、おかずなしでごはんがごはんがススムくん状態(どんだけ)
とにかく大観峰おすすめです。
ただ、この時期めちゃくちゃ寒い。駐車場から展望所まで歩いて行くのに死ぬかと思った。カメラを握った素手なんか壊死するかと。防寒は必ず!
一個前のエントリでは阿蘇と妻を5D写真で綴っております。
「冬の阿蘇」
大観峰を後にする頃にはだいぶ日が暮れかけてました。これから島根を目指すのは少々気が遠くなるような気持ちでしたが仕方ない。熊本ICから高速に乗り、日が変わって午前2時頃なんとか無事に自宅まで帰りつきましたとさ。島根はもっと寒かった。。行って帰って往復1,500kmでした。ひえ〜。
九州は宮崎、そして熊本。いいところです。とくに宮崎で感じたのは人のあたたかさと人懐っこさ。前に来た時にも感じたけど親切な人が多い印象。気候風土がそうさせるんでしょうか。
それにしても、今回お世話になった宮崎の友達ご夫婦には本当に感謝することばかりでした。ありがとうございました。
遠いけど、今度はもっとゆったりスケジュールで遊びに来ます。
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