最近撮影した星景写真
Posted on | 2015年 5月 6日 | Permalink
冬の終わり頃から、条件を見て夜な夜な星の写真を撮りに出掛けていた。
星空と地上の風景を一緒にフレーミングして撮る、いわゆる星景写真。
上の三枚は、まだ寒かった時期、斐伊川の河口付近から西の地平に沈むオリオンを撮りに行った時のもの。自分のシルエットも入れてみた。空の色が鮮やかなのは月明かりのせい。
この三枚は平田の某所で撮影したもの。出雲の街明かりの影響が出る方角があるが、比較的空が暗く、出雲近郊としては条件が良いのではないだろうか。
15〜20分くらいの軌跡として写してみた。じつはこれ、はじめてコンポジット撮影という手法を試してみている。20秒くらいの露出で間髪入れず何枚も撮り続けたものを、後で比較明合成しているのだ。この方法なら5Dでも長時間露光の悪影響を出さずに星の軌跡の写真を作ることができる。
同じコンポジット撮影を三瓶山でも実践。三瓶山は出雲近郊に比べればさらに夜空は暗い。かなりの星数なので軌跡の密度も高い。コンポジット撮影の唯一の欠点として、よく見ると軌跡がブツブツ途切れてしまう点がある。この対策は今後の課題だ。
この写真もコンポジット。多伎町の海岸で撮影したもの。
じつはこのゴールデンウィーク、サヒメルにスーパーメガスター2のプラネタリウム上映を見に行ってきたんだけれど、同時に開催していた星景写真の展示が想像以上に良かった。星景写真の奥の深さを知ることが出来たと同時に、さらなるインスピレーションを受けてしまったので、今後も暇さえあれば星空を求めて徘徊してしまう可能性は高い。
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