解像度の高さがアウトプットの質を決める
Posted on | 2009年 2月 26日 | Permalink
解像度(かいぞうど)とは、ビットマップ画像における画素の密度を示す数値である。すなわち、画像を表現する格子の細かさを解像度と呼び、一般に1インチをいくつに分けるかによって数字で表す。
今読みかけてる本…といっても忙しくてほんの冒頭しか読めていないのですが、そのほんの冒頭の数ページからですら、とても身にしみるような内容のことが書かれていて目からウロコ状態なのです。
この前の日曜日に購入した『自分の仕事をつくる 』。ほんとに読みはじめたばかりでこれを書いているのもどうかと思うですが、早めにメモっておこうと思いブログしています。
さて、表題にもありますが、「解像度の高さがアウトプットの質を決める」。まさにその通りだなあと非常に共感を覚えている私。そうなのです。私なんぞが共感するのもおこがましいですが、これはとても言えてる言葉。
つまり、観察力の鋭さと、その人が作り出すモノの質は比例する。もっとかいつまんで言うと、モノを見る力、精度が高い人は素晴らしい作品を生み出すことが出来るというのでしょうか。この、見る力を解像度と言ってるのです。
例えば、あるモノを模倣するにしても、そのモノについてよくよく観察しなければ、細部まで似せて作ることは難しいでしょう。最初のモノと、真似て作ったモノではなんか違う…。じゃどこが違うんだ。その違いを見分けられるほどの解像度。その精度が高い人ほど、新たにアウトプットするモノの質が高いと言うのはとても納得がいく論理です。
デザイナーの世界では1ピクセル単位でレイアウトを行ったり、素人目に見るとほとんど同じじゃないかという色彩の違いも納得いくまで試行錯誤するといいます。こういう細かいところにこだわりを持つということは、やはり違いが分かるから。そこから良いモノって生まれるのですね。私も経験を積みつつ観察眼をもっと強力にしていきたいなあと思う今日この頃。
さてさてこの本にはもっとお宝な言葉が眠っている気がします。空き時間に読み進めていきたいと思います。
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コメント
2 コメント - “解像度の高さがアウトプットの質を決める”
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2009年 3月 3日 @ 23:35
最初のモノと、真似て作ったモノではなんか違う…。
この感覚ってありますよね
精度の高さもあるのだと思いますが 完成までの過程もあるのだと思います
納得いくまで試行錯誤 まさにそこですね
ゼロから頭に描いているものを試行錯誤しながら気の遠くなるような時間をかけて創りあげるのと 1や2の段階や完成されている物に手を加え創りあげるのとでは 技術・精度の高さ・観察力・閃きの必要度に差があるのかもしれませんね
2009年 3月 4日 @ 00:44
GUERLAINさん
ものをつくることっていろんな能力が必要になりますよね。
観察力もそのひとつだと思います。
良いものがなぜ良いと思えるのか。
それを読み取っていく力。
表現するためには必要なことなのでしょうね。