春の風に桜舞う
Posted on | 2016年 4月 8日 | Permalink
いつも音沙汰なくなってしまいがちなこのブログも、なぜか桜の季節になると投稿が多くなる?みたいな法則があったり、なかったり。
桜の花の美しさを目にした者は、その魅力を人に伝えたくなるとか、そういうところがあるんだろうかな。いや、まあ、フォトジェニックなんだろうね、桜っていうのは。
…などと言っても、今年の桜の投稿は2回目にすぎないんだけども。
ということで今回の桜は、出雲北山にある霊山寺の桜。
この季節になると毎年思っているのだけれど、北山にポツポツと薄ピンク色の斑点が見られ、あぁ、平地だけでなく、北山にだってあんなにも咲いている桜があるんだなぁ、などと、ハッとさせられる。
で、そんな北山の一角に、とくにピンク色がかたまって見える部分があるのだ。そこが霊山寺らしいということは、なんとなく人づてに聞いてはいた。ただ、今までに行ったことはなかった。
そして、うちのヨメにも霊山寺の桜の情報は以前から入っていたようだが、ヨメもまた行ったことはなかった。
先日、ふと思い付きで、ヨメと二人で霊山寺へ行ってみることに。子は保育園なので行動が制限されるようなこともない。
車で霊山寺へ向かうのだが、前に近くを通った時、車で上がれるような道路はあるのだろうかと疑問に思っていた。集落の狭い狭い道路で、一般の車は入れる気がしなかったのだ。
ただ、直前のヨメ情報によれば、知人が車で上まで行ったことがあるのだという。
そして、霊山寺のちょうど麓あたり。一本路地を入ってみるが、やはり不安がよぎる。
するとそこに第一村人を発見したので、思わず霊山寺までの道を尋ねる。道は間違いないようだった。地元の人に聞いてしまえば、もうこれは確かで、急に安堵する。
聞いた道に沿って進むと、いきなりの急坂に出くわす。かなりの角度があると思う。ひるまずアクセルを踏みしめる。
途中、桜見物の帰りの車に2台ほどすれ違う。ちょうど民家の車庫がある空きスペースがあったので助かった。
//なぜか、今日は妙に前置きの描写がやたら長くなってしまった。。
//お疲れなので、以降は急ぎめで話を畳もう。。笑
急坂をちょろっと駆け上がると、わりとすぐ霊山寺はあった。桜の木の数もかなりありそう。
桜は満開を過ぎつつあり、もうかなり散ってきている。
広場を囲むように桜が植えられている場所があった。
こんな場所でのんびり弁当でも広げるといいんだろうなあ。
この日は時折風が吹いて、桜の花びらが風に舞うのがきれいだった。まさに桜吹雪というやつだな。
そんな景色に思わずヨメとはしゃいでしまいそうになるくらい。
次の日は雨だってことで、今年の桜はこれでおしまいかな。
今年の桜よ、ありがとう。また来年もきれいに咲いておくれ。
桜吹雪の動画も撮ってみた。被写体のヨメにピントが合ってなくて大失敗だけども、吹雪具合をぜひに。
春のうららの桜散歩
Posted on | 2016年 4月 1日 | Permalink
今年は桜が咲くのが気持ち、早いようだ。
一旦仕事を切り上げて、ヨメさまと子を連れ、平日から桜を見に出掛ける。
息子は桜を見るのは生まれて初めてになるかな。
だいぶ春らしくなってちょうど良いくらいにあたたかい。うららかな春の日射しが気持ちいい日なた。
そんな風景の中に立つ、私とヨメと子と。
なんだかしみじみと幸せを噛みしめてみる。
写真展「ぼくらの見えた世界3」やります
Posted on | 2016年 3月 4日 | Permalink
またまた久しぶりの更新。久しぶりにブログを開くかと思えばイベントの告知である。告知と言ってもすごく直前になってしまったけれど、今週末の3月5日から写真展をやります。今回で3回目、毎年恒例となりつつある写真展「ぼくらの見えた世界」。もちろんいつものメンバー3人で。
今回は直前に風邪をこじらせてしまい体調の悪い中、病の身体に鞭打ちながら、死にかけながら、準備を進めた…。このブログを書いている今現在、なんとか生きながらえている。日が変わって今日、夕方に展示写真を搬入して会場の準備をするのだけれど、それが終わるまで油断できない。
さて、今回の私のお題は「uncountable miracle」。日常の中にあるかけがえのないもの、特別に見えることの中にある普遍性、みたいなことを表現してみたかった。
写真のサイズは基本的に2Lサイズなんだけど、余白をカットして縦横比はいろんなパターンあり。プリントはカラーと白黒を混ぜたのである意味カオス。あと、枚数も多くなってしまったのでちゃんと並べられるかちょっと不安。展示してみないとわからない。まあ、出たとこ勝負なのはいつも通りだ。
それでは、皆さま、ご興味ありましたらぜひご来場ください。よろしくお願いします。
(風邪具合次第では会場でお待ちしているかはわかりません。。。)
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【とき】2016年3月5日(土)〜13日(日)
【ところ】出雲市立海辺の多伎図書館(地図)
※ 入場無料
※ 10時〜19時(最終日は17時まで)
※ 休館日/月曜日
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遅ればせながら秋を楽しむ
Posted on | 2015年 11月 24日 | Permalink
子供が生まれたドタバタで今年は紅葉どころではなかったけれど、子供が一ヶ月を超えたということで、妻と子供を連れてささやかなお出掛け。
自宅からそう遠くない場所に大きなイチョウの木のあるお寺がある。今年はもう紅葉はおしまいかなと思っていたけれど意外と見応えあるかんじだった。
息子は生まれて一ヶ月ちょっと。この世界にはまだ見たことないものだらけである。
そんな息子の目に映る一面黄色の空間。彼は何を思ったのだろう。
ていうか、息子、ほとんど目つむってるっていう…
ようこそ世界へ
Posted on | 2015年 11月 8日 | Permalink
久しぶりのブログ投稿になる。ここのところ随分と忙しくしていた。気が付けばすっかり季節が変わっていた。こうしてブログを触っているのだけれど、けっしてヒマというわけでもなく。ただ、今のうちに書いておかなければという気持ちが大きく筆を執った(?)次第。
このブログがうんともすんとも言わなかった間に、子供が生まれた。3,150gの男の子。10月13日に日が変わったばかりの真夜中のことだった。
10ヶ月の間、妻のお腹の中でじっと過ごしていた小さな命がこの世界に出てきてくれた。それはもう、ドラマティックでファンタスティックな出来事である。僕にとっても、妻にとっても、身内の家族にとっても、そして、おそらく生まれてきた子供にとってもそうだろう。これから先、いろんなことが待っているだろうけど、存分にこの世界を楽しんで欲しいな。
それにしても、妻は本当にがんばってくれた。一番最初に陣痛がきてから、もうちょっとで丸2日いくんじゃないかというくらい時間が掛かった。陣痛が弱く、最終的に陣痛促進剤を使ってようやく出産に至ったのだ。なので出産間際の頃は相当体力を消耗していたと思う。立ち会っていたのでずっと見ていたけれど、陣痛がくるたびにすごく辛そうな様子だった。
そんな状況の中、最後の最後に力を振り絞って子供を産んでくれた。正直ちょっと涙が出る。この瞬間を目撃した父親は、一生母親にはかなわないのだと悟る。今は里帰りをして子育て中で、僕も沐浴の手伝いに行き来したりしている。子に乳をやる妻の顔はすっかり母親だ。
息子が誕生してもうすぐ1ヶ月になるけれど、毎日少しずつ成長しているように見える。顔や体に肉がついてきているし、手足の動きや顔の表情もちょっとずつ変化しているように感じる。ものや人の顔をじっと見つめたりもする。今度、またうちへ戻ってきて一緒に暮らすようになるけれど、これからの生活が楽しみでしょうがない。
ところで、子供が生まれてきてくれた今、自分がこんなにうれしい気持ちになるなんて想像していた以上のことだった。子供が生まれたその日には、いつもの風景がなんだか違って見えた。妻のお腹に命が宿った時から父親になるんだという気持ちが少しずつ芽生えていたけれど、それは実感というほどのものではなかった。だけど、子供が生まれてそれがよりはっきりとした感覚になったし、たぶんこれから子育てをしていく中で、少しずつ、もっとずっしりと実感していくんだろうな。
出産立ち会いでは、新しい命の誕生の瞬間に本当に感動してしまう。
あ、こんなに写真を載せてしまった。これはもしかして…ウワサの…親バカ…ってやつ、まっしぐら?