僕の短いゴールデンウィーク
Posted on | 2010年 5月 5日 | Permalink
ゴールデンウィーク(Golden Week)とは、日本で毎年4月末から5月初めにかけての休日が多い期間のこと。黄金週間(おうごんしゅうかん)、大型連休(おおがたれんきゅう)ともいう。また、GWと略す場合もある。
5月になった途端に暑いくらいの日差しに恵まれ、爽やかな初夏といった感じの季節になりました。そして世間はゴールデンウィーク。僕はというと、なんだかんだ、あれやこれやと、仕事や用事があったりしまして、フルでお休みをいただけるわけではなかったのですが、短いながらも充実した時間を満喫しておりました。
1日と2日はサーフィン仲間と「(サーフ)トリップ」でした。なぜ「サーフ」に「( )」がついているのかというと、限りなくサーフィン出来る可能性が低いから(笑)。GWの混雑時期にやっとこさコテージが取れた場所が、サーフィン出来るかどうかじつに微妙な地域だったので、じつは当初からぜんぜん当てにしてなかったりするなど(他のメンバーに怒られそう)。でも、一応サーフトリップですのでボードは積んで行きましたよ。案の定、2日ともノーサーフでした。
心配していたのは風。方向さえ合えば、それこそサーフィン出来る波を作り出してくれてたかもしれないのですが、そうはうまくいかないのですよね。というかですね、もうひとつの問題はコテージのデッキでバーベキュー出来るかどうかということ。これは心配が的中して、結局、室内でホットプレートを使って焼き肉をしました。やっぱり炭火での焼き肉は最高なんだろうけれど、ホットプレートも捨てたもんじゃなかった。これはたぶん、みんなの笑顔がおいしい調味料になってるんですよね(などと言ってみる)。
そうそう、このトリップの少し前に僕の誕生日だったということもあり、みんなから誕生日のプレゼントをいただきました。忘れてる方もいらっしゃいましたが、僕は立派な大人なので怒ったりしませんよ(笑)。いやいや、本当に気持ちだけでもうれしいものなんです。みんなありがとう。
2日目は、波がないものだから近場の観光地を観光。美保関灯台に行ってみました。GW中ですのでかなりの観光客や行楽客がいましたよ。青い海に青い空。岬の白い灯台が古風で絵になってました。ここに芝生の広場みたいなのがあるんですが、みんなでコンビニおにぎりなんかを買って持って行きそこで食べました。遠足みたいで楽しかった。
当初、今年のGW中に完全にお休みする日は、このトリップの2日間だけを考えていたんですが、3日になって別の友達から飲みのお誘いがありました。彼の奥さんが子供を連れて里帰りしてるということで、たまには飲まないかというご連絡。街へ飲みに出るか、家で宅飲みするかの選択肢でしたが、まあリーズナブルな予算で台所でなんか作りながら飲むかーっていう話にまとまりました。彼とは結構このパターン多いです。それにしても、久しぶりに一緒に飲みます。夕方頃仕事から戻るというので、僕もそれまで仕事。
で、夕方、二人でスーパーに買い出しに出掛けたんだけど、いろいろ素材を見て回ってると、これはもう七輪で何か焼こうっていう話にまで発展してしまいまして、結局、僕のうちから七輪を取ってきて彼のうちの庭で魚や焼き鳥を炙って食べました。うーむ。やはりBBQサイコー。庭の七輪BBQ後、台所で飲み、その後、歩いて近くのカラオケ屋に行きました。久々に歌って喉がちょっと枯れました。
彼は小学校からの一番古い付き合いの友人なんですが、性格や経験など、いろいろと僕と似ている部分が多かったり、うまく説明できないけどなんか一緒にいて落ち着くような、そんな雰囲気を持った人です。おたがい何でも話すし、もちろん馬鹿話だってする。こうやって飲んだりすることは最近めっきり減ったけど、合わない期間が長くてもそれはそれでぜんぜん平気な感じ。どの友人もそうだけど、かけがえのない友達の一人です。
というわけで、僕のゴールデンウィークは3日(2日+α?)ほど。一般的な人よりは短いのでしょうけど、中身は充実していたと思う。少なくとも僕にとっては。熱い友情、プライスレス。ですよ。楽しかったゴールデンウィークを惜しみつつ、まだ他の人はゴールデンウィーク残ってるんだろうけど、僕はぼちぼち仕事を始めております。
タイタンの戦い
Posted on | 2010年 4月 30日 | Permalink
ペルセウス(Perseus, 希:Περσεύς)は、ギリシア神話に登場する英雄である。アルゴスの王アクリシオスの娘ダナエーとゼウスの子。妻アンドロメダーとの間にペルセウス(ペルセース)、アルカイオス、ステネロス、ヘレイオス、メーストール、エーレクトリュオーン、ゴルゴポネーをもうけた。
天文少年だった僕がどうしても観ておきたかった映画「タイタンの戦い」を観てきました。今回は2Dです。じつはこの映画、1981年に公開されていた同名の作品のリメイク版ということらしいんですが知りませんでした。なのでへんな見方はせずに純粋に観てきましたよ。
この映画はギリシア神話をもとにしたストーリーが展開して行きます。子供の頃、叔父からもらった天体観測の本(おそらく小学校低学年向け)の端々に載っていたギリシア神話のエピソード、本に穴が開くほど繰り返し読んでました。そこに登場する神話上の神々や人物が登場するのですから興奮しないはずがないでしょ。
ストーリーは、神と人間が共存していた神話の時代。ひとりの人間の王が、神々に対して反乱を起こす。怒った神々の王ゼウスは人類を滅亡させようとするが、ゼウスを父に、人間を母に持つペルセウスが立ちあがる。(Wikipediaより)という感じの流れ。
率直な感想を言いますと、すごく、まあまあな映画、でした(笑)。まあ、普通です。そりゃあ迫力ある映像の数々はすごかったのですが、ストーリー的にはなんとも淡々としているというか、あまりドラマチックな展開などはなかった気がします。なので総評は「まあまあ」ということで。
自分的には子供の頃に親しんでいたギリシア神話の映像化ということで、それを堪能できただけでも満足でした。子供の頃から印象が深かった、ペルセウスがメドゥーサの首を取るシーンとか、海の怪物から生贄にされかけていたアンドロメダを救うシーンとか、あと、オリオンを殺した大サソリってこいつか?っていうような巨大なサソリの群れ。それからペガサスもいました。地上に降り立って翼をたたむ姿がかわいいの。そういう神話に出てくる場面なんかがこの映画で見ることができたのは良かったです。
とくにメドゥーサとの戦いはなかなかおもしろかったと思います。全長何十メートルあるの?っていう蛇の下半身を持ち、髪の毛は蛇、目を合わせたものは石と化してしまうという恐ろしい女の怪物がメドゥーサです。仲間のほとんどが石にされてしまいましたが、ペルセウスは盾を鏡にして目を直接見ないようにしてメドゥーサに立ち向かうんですね。そういう描写が、僕の知ってるギリシア神話のものとほとんどそのままに再現されてるので、なんかすっと頭に入ってきてすごく気持ちよかった。ちなみに最後の化物は迫力はあったけど、意外なほどあっさり退治されてしまってあっけなかったです。笑
感想としては、そんなかんじです。機会があれば、リメイク前の「タイタンの戦い」も見てみたいですね。
あ、それから、おもしろいエピソードがあって、この作品、日本の漫画「聖闘士星矢」をオマージュしているんだとか。言われてみれば、神々は布の長衣を着ているっていうのが従来のイメージなんだけど、みんな中世ヨーロッパの甲冑みたいなのを身にまとっているんですよ。ゼウスの鎧なんて銀色の光を発してましたからね。これは「聖衣(クロス)」を意識していたのですね。
また、ちゃっかり「聖闘士星矢」の車田正美さんとコラボしてるからさらにおもしろい。ポスター・コラボということらしいですが、車田テイストが全開で、す、すごいですよ。ぜひ。
「聖闘士星矢」車田正美先生×映画「タイタンの戦い」ポスター・コラボ実現!
しあわせな日
Posted on | 2010年 4月 26日 | Permalink
(1)めぐりあわせがよい・こと(さま)。幸運。幸福。
4月26日。今日は僕の誕生日でした。32回目の誕生日です。30も超えちゃうと誕生日というイベントも、じつのところ、うれしいような、うれしくないような、微妙な心持ちになってきてたのですが、実際にその日になって、おめでとうの言葉を贈ってもらえるのは本当にうれしいものだなと実感したところです。
家族も、遊びにきてる甥っ子も「誕生日おめでとう」って言ってくれましたし、妹や友人からメールで「おめでとう」メールをもらいました。それにTwitterのタイムラインにいる方々からもたくさん「おめでとう」ツイートをもらいました。全部、ほんと、うれしかったです。
とくにうれしかったのは、僕の誕生日のために30秒くらいの歌を作ってプレゼントしてくれた友達がいるんです。つい1ヶ月ほど前のその友達の誕生日に、メッセージと写真をあげたのだけど、それをとてもよろこんでくれたみたいで、今度は今日の僕の誕生日に向けて準備してくれてたのです。泣ける。。手作りというか、こういうふうに気持ちのこもったものってすごく心を打つなあと思いました。その歌は楽しさと明るさに満ちてて、知的センスとユーモアとあたたかい心がないとこんな歌作れないなあ、っていう歌なんです。その人にしか作れない、心のこもった素敵な歌でしたよ。とてもうれしくて何回も再生して聴きました。あと、手書きのメッセージも気持ちがこもっててうれしかった。
それから、もうひとつ。ぜんぜん予想外だったんですが、なんと!祖母から手紙をもらった!本当の本当に予想もしていませんでした。この間の祖母の誕生日に僕が手紙をあげたものだから(2010年4月19日「81回目の誕生日」)、それに応えるかのような手紙を書いてくれてたのです。この間、手紙あげた後は、本当におたがいそれについて何も触れてなかったんです。昼食が終わって仕事部屋に戻ったら、僕のあとから祖母が入ってきて、「手を震わせながらも書いたよ。読んで。」って。祖母、もう随分長い文とか書いてないと思うので、苦労して書いたんだろうなと思ったら、ちょっと涙が出そうになった。。で、便箋2枚ほどの手紙を読んで、やっぱり泣きそうになるという。。内容はご想像におまかせしますね。手紙の一番最後には、「早寝早起きしてね。体のためだよ。」と。じつはいつも遅い時間まで仕事してる僕を心配してくれてるんです。ぐすん。朝型人間になるよ、僕は。
そんなこんなで、今日一日、僕はいろんな人たちからたくさん祝福されて、まるで32年前に戻って、たった今、僕が生まれてきたその日、みんながそれをお祝いしてくれたところなのではないか、という錯覚すら覚えました。普通に仕事して、普通に生活してた、普通の誕生日なんですけどね。なんでここまでの気持ちになったのかは不思議なんですけど、なんの変哲もない、ただ、32回目だというだけの誕生日なのに、とにかくこういう気持ちははじめて感じました。なんだろう、本当に不思議。
さて、もうすぐ日が変わって27日になります。今日はしあわせな一日でした。みなさん、ほんとにありがとう。
静かの海
Posted on | 2010年 4月 26日 | Permalink
雲ひとつない空の青を映して、海は穏やかに、ただそこに広がっているのでした。
わすれもの
Posted on | 2010年 4月 25日 | Permalink
誰かが忘れていったサッカーボール。夕方の黄色い光の中で、ぽつんと。