きまぐれ事典

ウェブデザイナーがあれこれきまぐれにつづる日々のくらしの百科事典。

ヘコミとなぐさめの広場

Posted on | 2008年 9月 5日 | Permalink

【凹】
くぼんだ状態であること。

皆さんも日常でへこんだり後悔したりすることはありますか。そんな人たちにとても居心地の良い場所がありますよ。「リグレト」というWebサイト。ユーザーがへこんだことや後悔してることを投稿すると、他のユーザーたちがそれをなぐさめてくれるというもの。

こういうネガティブな事象を介してコミュニケーションするウェブサービスは新しいですね。ネガティブ系とは言っても、サイトの雰囲気はゆるゆるなかわいい感じでとても親しみが持てます。

実際私もいろいろやってみました。まずは人のヘコミを見てみる。ちっちゃい豆粒みたいなキャラ、ヘコミンともやもやした吹き出しが彷徨ってるので、答えてあげられそうな悩みを選んでクリック。なぐさめ言葉を投稿してあげます。

自分のヘコミを投稿することも出来ます。私も何個かへこんだことを投稿しました。するとすぐに他のユーザーからのなぐさめが入ります。いろんな人からいろんな言葉で慰めてもらえる、これ、結構癒されます。ホントに元気出そう。

ちなみに、ありがたいなぐさめのお言葉にありがとうを送ることも出来ます。ありがとうは、30秒以内なら何人へも何回でも送ることができます。そうしてひとつのヘコミは成仏していきます(笑)。

私の実際の投稿ヘコミのひとつと、素敵ななぐさめの言葉。

私「毎日車の窓にクモの巣が出来てる。切ない。」

「気に入ってるんだよ。ゴキブリとかじゃないんだし良しとしとこう。」
「クモさんにとって安心出来る場所なんだよ?。いい車だね☆」
「そんなに住みごこちいいんだったら俺が住む。」
「エアーサロンパスをちょっとかけとくと虫が来ないよ。」
などなど…。

癒される。他のウェブサービスとはどこか違う居心地の良さがリグレトにはあります。昨日は結構ハマってしまってました。ぜひお試しあれ。

秋の夜長と糸井本

Posted on | 2008年 9月 4日 | Permalink

【糸井重里】
糸井 重里(いとい しげさと、1948年11月10日 – )は、日本のコピーライター、エッセイスト、タレント。株式会社東京糸井重里事務所代表取締役社長。フィールズ株式会社社外取締役。

朝晩めっきり涼しくなり、すっかり秋の気配が漂いつつもまだ9月も上旬でありますが、みなさまいかがお過ごしでしょう。過ごしやすい秋の夜はジャズでも流しながら読書に耽るというのもまた良いものです。

中でもとても気持ちよく読書できるのは、糸井重里さんの本だったりします。いろんな意味で尊敬する糸井さんでありますが、やっぱりうまい言葉を紡ぐ人だなあと思っています。

頭と心にすーっと自然に入ってきつつも、すごく新鮮な驚きをもたらしてくれる。短い言葉にあったかさ、ユーモアがある。難しい言葉を使わずにこういう表現ができたかあ、と聞く人にため息をつかせる。そんな言葉たちを作り出す人です。

糸井さんの小さな言葉たちがぎっしり詰まった本があります。1ページにおさまる数行ずつの文からなる糸井言葉の数々が延々と1冊分×2。『小さい言葉を歌う場所』『思い出したら、思い出になった。』の2冊。どこから読んでも、そのページだけ読むのもありです。通して読めば糸井ワールドにどっぷり浸かれます。

涼しい秋の夜長には、糸井さんの言葉のあったかさが心地よく染み込んできますよ。ちなみに上記の本はほぼ日サイトでしか販売されていないようです。ご注意を。

秋の夜

Google製のWebブラウザ

Posted on | 2008年 9月 3日 | Permalink

【Google】
Google(グーグル)は、アメリカ合衆国のソフトウェア会社、あるいは、同社の運営するインターネット上での検索エンジンである。米国グーグルは人類が使う全ての情報を集め整理すると言う壮大な目的をもって設立された。独自開発したプログラムが、世界中のウェブサイトを巡回して情報を集め、検索用の索引を作り続けている。約30万台のコンピュータが稼動中といわれる。検索結果の表示画面や提携したウェブサイト上に広告を載せることで、収益の大部分をあげている。

GoogleがついにWebブラウザまでも発表してきました。その名もGoogle Chrome。便利そうなサービスをどんどんリリースし続けるGoogle、どこまでやるんだ。

Yahoo!ニュース:GoogleがブラウザChrome公開
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080903-00000073-bark-musi

米国時間の2日、Google Chromeのベータ版がリリースされました。今のところWindows版のみですが、MacとLinux向けも開発中だとか。私はMacユーザーですが、VMware Fusion上のXPで早速試してみましたよ。

ダウンロードからインストールまですごくスピーディに完了。早速、Chromeを立ち上げる。とりあえずYahoo!のトップページを表示してみますと、おおっ、かなり表示が速い!VMwareかましているというのに、このサクサク感。Mac版が出たらどんだけ早く感じるんだろうか。評判は本当のようです。

なんでもAppleのwebkitがベースとなっているらしいです。あ、webkitというのは最近のMacの標準ブラウザであるSafariの基礎を成しているレンダリングエンジンです。

インターフェイスはかなりシンプルでスッキリ。タブの使い方なんかは今のSafariのそれに似ています。タブを新しいウィンドウとして切り離したり、またくっつけたりっていうこの使い方は意外と便利なんです。それからこれはChrome独自なのだけど、新しいタブを開くと、よくアクセスするページへのリンクが表示されるのです。これは何気に便利かも。

あと、特筆すべきはクラッシュ時のコントロール。タブひとつひとつが独立して稼働しているということで、どれかひとつがクラッシュしても他に影響を与えないという点です。ウインドウのバーを右クリックするとメニューにタスクマネージャーがあって、これで終了させたいタスクを閉じれるのです。かゆいところに手が届いた設計ですね。

他にもいろいろ独自の機能や使用感などあるのですが、ここでWeb制作者の視点として気になるのは、今後のブラウザ戦争の行方。WindowsのIEが大勢を占める中、Google Chromeがどういう動きを見せるのか、とても気になるところです。希望としては、この際どうせなら、表示の仕方がどうも気にくわないMicrosoftのIE勢を切り崩しちゃって欲しい。

というか、我々はまた新しくこのChromeの表示も検証しなくちゃならなくなるのかなという心配があります。が、気になって調べてみたら、Safari3.1で表示テスト済みであれば、Google Chromeでも正しく表示されるとのこと。まあ元が同じwebkitなら当然と言えば当然でしょうか。

Webデザイナーとしてはもうこれ以上、表示を確認するブラウザを増やして欲しくないところ。これを聞いてちょっとは安心です。さて、Google Chromeの動向、今後どうなるんでしょう。

ダウングレード

Posted on | 2008年 9月 1日 | Permalink

【機種変更】
多く,携帯電話や PHS の端末について,通信事業者との利用契約を保持したまま,旧型の端末から新型端末への買い替えを行うこと。俗に,機種変(きしゆへん)とも。

携帯電話を古い機種に戻してみました。昨日まで使っていたINFOBAR2から、それ以前に使っていたW51SAにダウングレード(?)。

僕から言わせてみたらどちらも名機。INFOBAR2はauのデザインプロジェクトで深澤直人さんがデザインされた究極のボディ。有機ELディスプレイ他、先進的な機能も持ってる良いケータイでした。

まあ、ストレート型特有の操作感などからちょっとした使いにくさなどはあったんですが、デザインが素晴らしいってことでこれまで使ってはいたんです。でもなんか突然ふとW51SAに戻してみたくなったのです。

最近は、バッテリーの近くに入ってる小さなICカードを差し替えるだけで、使う電話を簡単に変更できるみたいです。アドレス帳やお気に入り、画像やサウンドなどのデータはmicroSDカードで移してしまえばすぐに次のケータイを使用することができます。

それにしてもINFOBAR2から機種を逆戻りさせるW51SAは、ある意味すごい機種じゃないかと思う今日この頃。実際、機種を戻してみると、いろんな意味で新鮮!オリジナルの着メロが結構かわいかったり、スライドさせるときの感じが爽快だったり、ちょっと重くて分厚くてずっしりしてるとこが渋かったりと、以前使ってたことあるはずなのに、妙に新鮮な気持ちになりました。

この調子でいけば、INFOBAR2とW51SAの2台をローテさせて10年くらいはいけるんじゃないかと思ったり、思わなかったり、ラジバンダリ(爆)。旧機のくせに使い慣れるまで少しだけ時間を要しそうですが、新鮮なリサイクルケータイライフを送りたいと思います。

本格インドチキンカレーの秘密

Posted on | 2008年 8月 30日 | Permalink

【カレー】
カレー(英:Curry カリー)は、複数の香辛料を使って野菜や肉などを味付けしたアジア料理のひとつ。もともとインドおよび周辺アジア諸国で作られていた料理だが、現在では国際的に人気のある料理のひとつとなっている。日本では、明治時代にイギリス経由で伝わり独自の進化をとげたカレーライスが国民食と呼ばれるほどの人気を獲得しており、カレーといえばカレーライスをさす場合が多い。

ちょっと本格的なインド風チキンカレー作りに挑戦しました。たまに無性に料理したくなる男なのです。

じつはマイミクさんの日記に触発されまして、これは美味そう、作ってやろう!と意気込んだのが始まり。本当は1回使ったきりのホコリかぶってるダッチオーブンでやってやろうかとも思ってたのですが、空模様と自分のスケジュールとにらめっこしながら、結局諦めておとなしく台所での調理です。ブラックポットへの道のりは遠い。

さて、すでに仕事で外出したついでにチキンやらヨーグルトやら、いろんなスパイスをたっぷり買い出ししてきておりました。そう、このカレーは市販のカレールーを使用しないで作るもの。そんなカレーを作るのはじつは初めてですが、レシピも何種類かプリントアウトしていろいろ調べており準備は万端のつもり。

より美味いチキンカレーに仕上げてやろうと、数種類のレシピを好き勝手に引用したのが間違いの始まりでした。えっ?

そう、結論から申しまして、今回は自分的には失敗カレーになってしまいました。それでも、自分は美味いと思った。この矛盾、何なんでしょう。そう!ナンなんです!(冗談)すみません、ナンは関係ありません。

じつはいろんな作り方をごっちゃにしたため、後半、明らかにカレーの味がおかしくなってしまいました…(泣)。どうしよう。その時冷蔵庫のドアに見つけたのが、3カケほど余っている「こくまろ」ルーでした。一か八かやけくそで、まずいカレーにこれを投入!

するとどうでしょう。食べれたもんじゃなかったカレーの味が見事に美味しく変わってくれました。「こくまろ」ってすごいな!市販のカレールーって素晴らしいな!と勝手に感動。もちろんいろいろ入れたスパイスも効きつつ、なかなかのお味に仕上がってしまったのです。奇跡ですね。

しかし、こくまろが入っていることは秘密です。

書いてる人

taca

taca。1978年生まれのB型。ウェブ制作のお仕事をしています。MacユーザーでiPhoneユーザー。写真を撮るのが好き。BBQをこよなく愛しますが、やむを得ない場合はホットプレートでの焼肉でも可。[profile...]

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