はやぶさ帰還カプセル展示 in 松江 いってきました
Posted on | 2011年 10月 10日 | Permalink
先日の話になりますが、松江のくにびきメッセへ小惑星探査機はやぶさの帰還カプセル展示を見に行ってきました。
展示品は一部本物、一部レプリカでした。内容は、前面ヒートシールド(大気圏突入時にカプセルを保護する熱防護材。レプリカ模型)、背面ヒートシールド(カプセル背面側からの熱から機体を守る熱防護材。実物)、パラシュート(実物)、インスツルメントモジュール(イトカワのサンプルが入っているサンプラコンテナと搭載電子機器部が配置されている。実物)、搭載電子機器部(いろんな指令を出すカプセルの心臓部。実物)。あ、おまけと言ってはなんですが、美保関隕石の実物展示も見ることができましたよ。
撮影禁止だったのは残念ですが、宇宙を旅してきたはやぶさの一部をこの目に焼き付けることができてうれしかったですね。イトカワにたどり着いて困難を乗り越えながら7年、60億kmにおよぶ旅をして地球に帰ってきたのかと思うとジーンときます。実物を目にするとエンジニアの方々の努力と苦労が伝わってくるような感じすらしました。エンジニアの情熱と技術力の結晶みたいなものですもんね。
会場では「HAYABUSA Back To The Earth」を上映していたのでせっかくなので観させてもらいました。昨年サヒメルに足を運んで一度見ていたのですが(その時の記事)、今回のは”帰還バージョン”だそうです。そうか、たしか前に観たのははやぶさがまだ帰還していない時期に制作されたものだったかな。と言っても内容はほとんど変わらない気がしましたが。二回目でしたが、やはりうるっときますね。はやぶさを擬人化させたふうにナレーターが語りかけてるので、余計に感情移入しちゃうんだろうなあ。イトカワから持ち帰ったサンプルが入ったカプセルを地上に届けて、大気で燃え尽きていくはやぶさの姿は感動せざるを得ません。バックで流れてた優しい声の歌も良くて、そこはかとなく燃え尽きるはやぶさのせつなさを引き立ててます。
というわけで、はやぶさ帰還カプセル展示、なかなかよかったです。ちょうど映画も始まりましたね。たぶん観に行くと思いますけど、これ、予告編で泣けてきた。やばい。
小惑星探査機 はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH 帰還バージョン DVD版
R.I.P. Steve Jobs
Posted on | 2011年 10月 6日 | Permalink
スティーブ・ジョブズ氏が亡くなりました。56歳という若さ。もう世界中でみんな言ってることだけど、本当に惜しい人を亡くしたと思う。家族でも親戚でも友達でもないし、会ったこともない人なんだけど、なんだろうこの喪失感は。
僕は普段から仕事でもプライベートでもMacを使用していますし、スマートフォンはiPhoneを使っています。iPhoneを買ってからは出番がなくなりましたが第3世代のiPodも持ってます。毎日Apple製品を触らない日はないです。10年に満たないMac歴ですが、使い始めた当初からWindowsパソコンにはない、なんとも言いようのない愛着を感じてきました。はじめて触った時からすべてがいちいちカッコ良くできてて、そして画期的だった。
OSから筐体デザインに至るまで妥協のない素晴らしい製品の数々。ジョブズ氏はこれまでたくさんの革新を私たちの生活にもたらしてくれたと思います。彼のカリスマ的で独裁的な指導力がなければ生まれなかった変化でしょう。彼の決断が後々いろんな影響をもたらしましたよね。最前線でトレンドを誘導してきた。僕らをどんどん未来に連れてってくれた。彼は何かの発表の度、いつも壇上からワクワクを示してくれていましたね。子供の頃に想像した未来のワクワクに限りなく近いような感覚。そういうものを感じさせてくれました。
ジョブズ氏が亡くなり、なにかこうひとつの時代が終わったかのような気持ちです。Appleがジョブズ氏の精神をしっかり引き継いでいてくれるといいなあと思っています。ジョブズ氏なきこれからも、ワクワクするようなイノベーションを世界に届けて欲しい。
ジョブズさん、ありがとう。そして、安らかに眠ってください。
Macのメモリが壊れた
Posted on | 2011年 9月 15日 | Permalink
コンピュータ内でデータやプログラムを記憶する装置。広義にはハードディスクやフロッピーディスクなどの外部記憶装置(補助記憶装置)も含むが、単に「メモリ」と言った場合は、CPU(中央処理装置)が直接読み書きできるRAMやROMなどの半導体記憶装置のことを意味する場合がほとんどである。特に、RAMを利用したCPUの作業領域は主記憶装置(メインメモリ)と呼ばれ、コンピュータの性能を大きく左右する重要な装置である。
少し前から仕事用MacProの様子がおかしかったのです。処理速度がもっさもさもたついてとても重い感じ。アクティビティモニタをDockに常駐させているんだけれど何個かアプリを立ち上げるとすぐに赤や黄色の部分が大きく占めるようになるし、これはメモリがおかしいのかなと。
で、気付いたのですが、アクティビティモニタを開くと、6GBあるはずのメモリが2GBと表示されてるではありませんか。システムプロファイラを立ち上げてみるとやはり4GB分のメモリを認識してない模様。うーむ壊れたか…。とりあえず、マシンの電源を落としてメモリを挿し直してみるもNG。やっぱり壊れちゃったんでしょうね。寿命かな。今のMacProと同時期に増設用に購入したメモリです。Macがまったく使えなくなるってわけではないですが、このもっさりマシンで仕事をするのはかなりのストレス。
あぁ、3万くらいかなぁ、思わぬ出費になるなぁとまっさきに思ったんだけど、そう言えば保証はないのかなとふとひらめきました。購入した店も覚えてるし。でも、保証書が見当たらない。しかも、購入したのって3年ちょっと経ってるからやっぱ無理かな…とダメ元で購入したお店のサイトを開いてみました。
!!!!
なんということでしょう!このお店で購入したメモリはすべて永久保証なんだそうです!しばらく疑ってかかってページの隅から隅まで読んでみたけど、なんか、ほんとに永久保証っぽい…。
とりあえず、すぐに問い合わせフォームから問い合わせてみました。夜もだいぶ更けていた時間帯だったと思うけど、なんと20分後に返事のメールが返ってきた!すごいな。で、やはり無償で交換してくれるとのこと。すげー。翌日には替わりのメモリを送ってくれるとのことです。よくわかんないけど、すごいお店だ。
翌々日くらいにメモリが届きましたよ。すぐに交換すると、ちゃんと認識してくれて元のサクサクマシンに戻りました。あと、スリープさせるとよく勝手に再起動になる不具合があったんだけれど(Appleの修理代が恐ろしくて放置してた…)、これが直った。電源系か何かかと思っていたけど、メモリが問題だったんだろうかなぁ。メモリが異常を来すとやっぱりいろんなところに影響が出るもんなんだなあと。
お店の人の話では、MacProで3年だとほぼ寿命でしょうとのこと。MacProは内部の温度が高くなり過酷な環境になるので、3年前後くらいでメモリの寿命が訪れることが多いらしいです。
ということで、メモリが壊れたけれど、とあるお店の神様のような対応で、1円も出費することなく無事にMacが直ったというお話。たしかこのお店、メモリが激安っていう感じではなかったと思うんだけど、永久保証とか対応の親切さを評価するなら利用していて良かったと思います。
映画「ツリー・オブ・ライフ」を観てきた
Posted on | 2011年 9月 5日 | Permalink
生命の樹(せいめいのき、英語:Tree of Life)は、旧約聖書の創世記(2章9節以降)にエデンの園の中央に植えられた木。命の木とも訳される。生命の樹の実を食べると、神に等しき永遠の命を得るとされる。カバラではセフィロトの木 (英語: Sephirothic tree)という。ヤハウェ・エロヒム(エールの複数形、日本語では主なる神と訳されている)がアダムとエバをエデンの園から追放した理由は、禁令を無視して知恵の樹の実を食べ、神に背く罪に陥った人間が、生命の樹の実までも食べて罪のからだのまま永遠に生きる(ユダヤ伝承では知恵の樹の実と生命の樹の実をともに食べると、神に等しき存在になるとされているので)事のないためである。
先日、映画「ツリー・オブ・ライフ」を観てきました。テレンス・マリック監督の作品で、ブラッド・ピットがお父さん役で登場。その息子はショーン・ペン。
話のすじとしては、ある実業家が少年時代を回想するというもの。…なんですが、ただの昔の思い出話を語っていくというよりは、なにかもっと壮大で、宗教的で、崇高な何かを感じる映画です。というのも、太古の宇宙に地球が生まれて海ができ、生命が誕生し、恐竜が闊歩するまでのシーンをはさんでいたり、所々に神への問いかけが出てきたりして、とにかく妙に謎めいているのです。
ちょっとわかりにくいので評価は別れるところでしょうね。映画館でも途中で席を立つ観客がいましたし…。
主人公が生まれてから、母の惜しみない愛を受け、父からはちょっと過剰ともいえるしつけ(自己中心的で自己満足的なもの)を受け、弟が生まれて、父とはだんだんと確執が生じて…と淡々と回想を描いて行くわけですけれど、その話自体は意外とどこにでも転がっているような至ってふつうの流れ。
でも、その間あいだに自然的なシーンや神の存在をほのめかすようなシーンを挟んでいることで、ただの一家族の風景を描いているだけではなく、もっと普遍的な意味を持たせているような気がします。まあ、はっきりはわかりません。うーん、僕がしっかり読み取れないだけなのか、監督がアーティスティックすぎるのかわかりませんが、ちょっと解釈が難しい部類の映画なのかもしれません。
映像はとても美しかったと思います。質感というか、表現というか、とてもきれいだった。あと、挿入歌にはいろいろなクラッシック音楽が使われていて、僕の好きな、スメタナの「モルダウ」も入っていました。あの曲好きなんですよ。なんかエキゾチックでもありノスタルジックでもある、そんな雰囲気がとても好きです。
「ツリー・オブ・ライフ」ちょっと不思議な余韻を残す映画です。わかりやすい話ではないですけど、そんなに嫌いな作品ではないかもしれない。
The Tree Of Life (Original Motion Picture Soundtrack)
暑い夏にはトマトの冷製パスタが最高においしい
Posted on | 2011年 8月 20日 | Permalink
トマト(学名:Solanum lycopersicum)は、ナス科ナス属の植物。また、その果実のこと。多年生植物で、果実は食用として利用される。トマトは、緑黄色野菜の一種である。ほとんど使われないが、唐柿(とうし)、赤茄子(あかなす)、蕃茄(ばんか)、小金瓜(こがねうり)などの異称もある。
久しぶりに料理したくなったので、暑い夏にピッタリなトマトの冷製パスタを作ってみました。去年の夏も作って食べたんだけど、簡単なのに抜群においしいメニューでオススメです。トマトの酸味、ニンニクとブラックペッパーのパンチのきいた味は食欲をそそります。
とりあえず、レシピを載せておきます。
<材料(2人分)>
・トマト大 2個
・大葉 10枚
・ニンニク 4〜5片
・固形コンソメ 2個(10g)
・オリーブオイル 大さじ2
・しょう油 大さじ2
・砂糖 小さじ2
・塩コショウ 適量
・ブラックペッパー 適量
・アジ塩 適量
・クレイジーソルト(なくても可) 適量
・パスタ 250g
<作り方>
(1)トマトはヘタを取って1.5cmくらいに角切りにし大きめのボウルに入れておく。大葉は極細の千切りにする。
(2)オリーブオイルをフライパンに入れ、みじん切りにしたニンニクを弱火でじっくり火を通す。塩を一つまみ入れる。
(3)ほんのりきつね色になってカリカリになるまでこがさないようにじっくり炒める。
(4)(3)のフライパンに、切っておいたトマトの半量を入れる。しょう油、砂糖、コンソメを入れて混ぜる。
(5)(1)のトマトの半量が入ってるボウルに(4)を移し入れ混ぜる。塩コショウ、ブラックペッパー、大葉の1/3の量を入れて混ぜます。
(6)ラップをして冷蔵庫でしっかり冷やす。
(7)パスタをゆでる時、標準より柔らかめにゆでる。冷やすと麺が硬くなるので、パスタに表示してある時間より1〜2分長めくらいが目安。
(8)パスタがゆで上がったらザルに取って氷水につけて冷やす。パスタが冷えたらしっかり水気を切る。
(9)水気を切ったパスタを(6)のボウルに入れて混ぜ、アジ塩、ブラックペッパー、クレイジーソルトで味を調える。冷たいと味が薄く感じるので、ちょっと濃いめに調整するのがいいかも。
(10)皿に盛って、大葉を乗せ、出来上がり。