MacでDVDをリッピング&焼いてみる
Posted on | 2009年 5月 8日 | Permalink
リッピングは、DVDや音楽CDなどに記録されているデジタルデータを、そっくりそのままの形またはイメージファイルでパソコンに取り込むか、パソコンで扱いやすいデータの形に変換して、ファイルにすることである。このための変換用ソフトウェアも存在し、リッピングに使用するツールをリッパー(Ripper)と呼ぶ。
DVDというメディアは半永久的に再生可能というものではありません。映像の品質自体はビデオテープのように劣化することはありませんが、記録媒体としての寿命というものがあるらしいのです。こ、これは心配ですね。
ということで、自分の持ってるDVDのバックアップを取る方法をメモ。Macユーザーの場合のDVDバックアップ方法です。利用するソフト(フリーソフト)は「MacTheRipper」と「Burn」。
【1】まずは、DVDを入れて「MacTheRipper」を起動させて「GO!」を押すとリッピングが始まる。しばらくするとリッピングが終了しDVDから抜き取ったデータが入ったフォルダが作成されます。
【2】次に「Burn」を利用してDVD-Rなどに焼きます。「Burn」は日本語にも対応しているのですが、なんだかバグがあったりするということなので、最初に使う前にちょっと設定をいじっておきます。
【設定変更の手順】
・「環境設定」→一般タブ「完全互換DVDビデオディスクを作成する」にチェック
・FinderでBurnの「情報を見る」ウインドウを開き、言語の日本語をOFF。英語モードにする。
【3】「データ」タブを選択→ディスクの名前をつける→右のプルダウンメニューで「DVD-Video」を選ぶ→ファイル名の所にリッピング後にできたフォルダ内のもの(AUDIO_TSフォルダとVIDEO_TSフォルダ)をドラッグ&ドロップ→「ファイル」→「イメージを保存」。
【4】「コピー」タブを選択→上記で作成されたxxxx.isoファイルをドラッグ&ドロップ→「ディスク作成」、空DVDをセットする。これでしばらく待つとDVDを焼いてくれます。
今回は自分の所有しているDVDのバックアップを作成するために試してみました。借りてきたDVDの複製をするのは違法なので絶対やめましょう。厳重注意!
追記(2009.05.11):
リッピングしたデータが4.7GB以上になってしまうと一般的なDVD-Rには焼けないので、ドライブが対応しているのであればDVD-R DL(片面二層)ディスクに書き込めば良いようです。これなら8.5GBとか9.4GBの容量のものがあるみたいですので。ドライブさえ対応していればBurnで焼くことができるみたい。ちなみに私のMacPro(インテル入ってるやつ)ではDLにデータを焼くことができました。
おまけ:
少しばかり出費になりますが、焼き関係ならこれさえ買っておけば問答無用で最強!というツールが「Toast」です。使い方が小難しいフリーソフトをごにょごにょやるのが面倒な人は選択肢のひとつになるんじゃないかと。操作は直感的で、十分すぎる豊富な機能を備えています。
【送料無料】イーフロンティア〔Mac版〕 Roxio Toast 12 Titanium (トースト 11 チタニウム)
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コメント
5 コメント - “MacでDVDをリッピング&焼いてみる”
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2009年 11月 11日 @ 07:31
[…] MacでDVDをリッピング&焼いてみる | きまぐれ事典 (tags: mac dvd) […]
2018年 8月 15日 @ 18:28
ありがとうございます!
放置でしか治せないのかなと思ってたりしてたとこなので、助かりました^^
2019年 9月 24日 @ 18:03
情報ありがとうございます。
パソコンの素人で、どうしようかいいかなと困まりました。
この記事を見つけて、手順に従ってDVDをリッピングしました。
2019年 11月 26日 @ 14:54
情報ありがとうございます。
DVDをリッピングしてみます。
2020年 1月 9日 @ 18:02
DVDを焼く際に「10分ほど時間がかかるのにずっと99%に止まっている」など中途半端な状態になりました。